麺や六等星「六等星こってり」すべてのレビュー

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2023年09月19日

スープは豚骨と水のみの豚100%。無鉄砲のようなドロボテの濃度で、塩分も高く、独特のビターな味わいがあります。
九州豚骨のような豚骨臭はほぼありませんが、豚特有のクセは感じられ、ガラ骨粉のザラつきも残ります。

麺はスクエア型の角刃太ストレートで、食感は二郎のムチヤワともインスパ系のワシゴワとも異なるプリグチの弾力。
濃厚なスープとがっぷり四つに組み、そのスープさえも支配せんばかりのパワフルな存在感を発揮しています。
以前お店で頂いた時は手揉みの平打太縮れ麺で、店主出自の野猿二郎っぽさも垣間見えましたが、
現在はスープも含めより独自色が増した印象を受けました。

付属トッピングはメンマと大判の肩ローススライスチャーシューが1枚。
チャーシューは適度な味付けとムチムチの弾力で、食べ応えも充分。

ちなみに六等星では寸胴ではなく羽釜でスープの仕込みが行われておりますが、羽釜でスープを炊くメリットとしては、
羽部分が熱の放出を防ぐ事で火力が均一に伝わる点、釜底がカーブしている分対流が起こりやすい点などが挙げられます。
熱効率及び熱伝導率が高い上に強火でも鍋底に当たりにくい(焦げ付きにくい)ため、スープが効率的に乳化しやすく、
九州豚骨や無鉄砲のような濃度の高いスープを仕込むお店では昔から好まれています。

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JUVENTINO ・40代/男性

2024年01月14日

追加トッピングはキャベツとネギと海苔。まず茹で時間5、6分の太麺はとても美味い。香りやツルモチの食感が良いのでつけ麺で試してみたい所。具材のチャーシューはジュルっとフワっと軟らかく、メンマもジャキジャキ軽やかな食感で良く出来ているが、いかんせんスープが最強過ぎるので正直印象にはあまり残らず。スープは豚の濃厚さや醤油の塩味、砂糖の甘味とビターなエグミと全てにおいて主張が強い。特に甘味とエグミは喉を刺すくらいの衝撃があり、さらに粘度も高いので箸休め的なキャベツがほぼスープに支配されていて機能していない。非常に個性的で一部のマニアには刺さりそう。

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Mori ・30代/男性

2023年11月06日

まず私は
「二郎インスパイア系?煮干しセメント系?関係ねぇ!
最後はライスドボンでしめるのが宅麺の醍醐味よガハハ!」
って塩分ジャンキーです。
なんならつけ麺のつけ汁にだって割らずにライスドボンです。
そんな私の実食した感想をば。

漆黒の、ビーフシチューじみた粘度を誇るスープをまとわせた麺を一口啜ると豚豚豚!
正に豚を飲んでいる新食感!
コレはすごい、初めての感覚だ!
麺もムチムチで美味いぞ!
…それも束の間。

(うわなにこれしょっぺぇ…)
その想いが全てを打ち消すのであった。
なんだろうな、つけ麺のつけ汁を半分まで煮詰めたしょっぱさ。
中盤からは正直我慢して食べきりました。
ライスドボン?無理無理、もうなんにも食べられない…。

豚を丸飲みする新感覚が味わえるのは間違いないのだが、いやこれキツイっス。
それを覚悟の上で注文されたし。

※あくまで個人の感想です。
ハマる方には唯一無二だと思うが、間違いなく万人向けではないと思います。

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ぺろきち ・50代/男性

2023年10月07日

半分も食べれなかった…好みの問題だと思いますが…

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