「元料理人で現コンサルなラヲタ」全ての宅麺レビュー

全503件のレビュー中 426-450件目


2020年04月13日

店主はつけ麺の有名店・づゅる麺池田出身ですが、独立後は鶏と煮干ベースのラーメンで人気を博しています。
麺は大栄食品製で切刃22番手のパツ系低加水中細ストレート、スープは動物系出汁不使用のニボニボで、香味油も使われているため煮干の磯の香りが強く伝わってきます。
なお紹介文には苦みエグみは感じずとありますが、繊細なレベルではあるものの、それも素材本来の風味としてデリケートに感じる事はできると思います。寧ろ苦みエグみを完全排除したニボニボなんて逆に特長を消してしまっているだけですので。
また味自体は無化調なので旨味は弱い反面、煮干の塩味をダイレクトに味わえます。
Inスープのチャーシューは鶏チャーのみ。炙り鶏モモが2切れで、豚レアチャーはありません。

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2020年04月12日

地元のお店ですが、現在は短縮営業となっており、このまま閉められたら困るので、エールを込めて宅麺でも買っておきました。ですが淡麗かけソバ伊吹は実店舗でも稀な限定メニューなので、冷凍スープでもありつけるのは相当ラッキーなのです。
ただ注意書きにもありますが、このラーメンはその名の通りかけソバという意図で作られているので、余計な追加トッピングや調味料でスープを汚す事なく、絶対に何も加えないでそのまま召し上がって下さい。更に言うと、麺を入れても味が濁るので、麺を入れる前にこの超貴重なスープを素の状態で数口ほど味わっておく事を強くお勧めします。
もしお店が開けられなくなっても、淡麗かけソバは無理だとしても昼の中華ソバでも嬉しいので、宅麺でジャンジャン販売して、世の中が落ち着くまで何とか繋ぎ止めてくれるとよいなと願っています。
宅麺さん、いつか限定販売ではなく全会員開放でも売れるように、頑張って三村さんを口説き落として下さい!

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2020年04月06日

以前この商品はたかばし本店製か新宿店製かどっちかなと思って買いましたが、最近商品名に新宿店と追記されたので、やっぱり新宿店製で合ってたみたいです。
そして年明けには京都出張のついでに久々にたかばし本店で頂きましたが、新宿店のほうが舌に馴染んでしまったので、もうたかばし本店に立ち寄る必要も無くなりました(笑)
新宿店の清水店長からは食材も仕込みも全部たかばしと同じだと開店当初に伺いましたが、その後は微妙に東京寄りに味を変えたのかもしれません。
濃口なのは共通していますが、たかばしのほうが化調が攻撃的でジャンク感が強く、新宿のほうが淡くデフォの油が少な目で大人しい印象です。
ただ暫くの間は新宿店にも行けなくなってしまったので、お取寄品だと実店舗の味の完全再現までは望めませんが、それでも宅麺で頂けるのは有難い事です。

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2020年04月02日

えん寺は井の頭公園の花見帰りに寄るのが定番でしたが、今年は花見が出来ないので宅麺で気を紛らわせる事にしました。
ムチムチの胚芽麺と柚子ピールの香りが爽やかなボテボテまろやかベジポタスープにトロトロバラチャーシュー&コリコリメンマ。
自宅でシラフで頂くえん寺のつけ麺もやっぱり美味しかったけど、自分は胚芽麺よりもモチ麺のほうが好きなので、来年は花見帰りにホロ酔いでお店に寄れるくらい世の中が平和になっているとよいな、と心から願っています。

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2020年04月01日

スープは胴ガラでは出せない手羽ガラ特有のコクとコラーゲンによるトロみに溢れており、そこに海老の香味油と豚脂と柚子ピールで香ばしさと旨味と酸味をプラスした、クリーミーかつフルーティな爽やか鶏白湯となっています。
麺は開化楼らしい強い弾力とエッジの鋭い角刃中太麺。
具は蒸し鶏と揚げ白葱がスープに入っており、別パックで業務用レモン果汁も付いてきます。
ですが今回の真の目的は残ったスープに丿貫の煮干和え玉とニンニクを絡めて味わう事。
煮干と鶏白湯の相性の良さは言わずもがなですが、蔭山樓のトロットロ鶏白湯と丿貫の濃厚煮干ペーストの超豪華Wスープは想像を遥かに上回る鳥肌モノの美味しさ。
海老丸と丿貫の組み合わせも最高でしたが、こちらもかなりヤバいです。

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2020年04月01日

スープは殻を炒って香ばしさを分かり易く引き出した昨今の海老ラーメンと異なり、ブランデーで焼くビスク風の穏やかなオマールスープに鶏白湯と節をうっすらと合わせ、海老一辺倒ではなく全体の調和と香りとまろみを重視し、塩気を抑えオマール特有の風味を充分に引き出したフレンチとラーメンの融合スープとなっています。
麺はタリオリーニのような形状のモチモチ平打太麺、トッピングはトロットロにとろける角煮状の豚バラチャーシュー1塊と小エビのソテー3尾に海老と相性の良い木耳のマリネが2切れ。
お店には呑みに行った事もあり家からも比較的近いので本来は宅麺を利用するまでもないのですが、今回の真の目的は残ったスープに丿貫の煮干和え玉とニンニクを絡めて味わいたかった為。
丿貫のオマール蕎麦を食べた方なら分かるであろうナンチャッテ再現技ですが、ドロドロ海老スープの薄甘さとニボ玉の塩辛さが絶妙にマッチし、潮の香りがフュージョンして旨味が大爆発を引き起こします。
宅麺ならではの贅沢な再現裏技、かなりお勧めです。

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2020年03月29日

アリラン、二郎、竹岡式のハイブリッドと言われている通り、二郎インスパイアではなくあくまでアリランと竹岡式がベースとなっており、そこに二郎っぽさを足してみたという感じのラーメンです。
という事で麺はオーション配合の二郎系っぽい低加水極太平打麺、スープは説明書きにある通りキリリと醤油が立ち黒胡椒もピリっと効かせたうまじょっぱい濃口醤油スープ、具は噛み応えのある豚バラ角切に玉葱とニラがたっぷり。
今回は実店舗同様に刻みニンニクと生姜と背脂を加えて頂きましたが、刻みニンニクと背脂を加えると二郎寄りに、おろしニンニクとラー油を加えるとアリラン寄りに味を変えられると思います。
スープはたっぷりとあるので、生卵ですき焼き風にするなりライスにかけるなり小分けして後日に頂くなりと色々な楽しみ方が出来そうですが、この内容で実店舗と50円しか変わらない価格での販売とはちょっと驚きました。文句無しにお買い得です。

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2020年03月29日

20年くらい昔に真冬の本川越までバイクを飛ばして食べに行って以来の頑者本店です。
付属トッピングは拍子木バラチャーシューとコリコリ薄切メンマが各3本。
麺は池袋がツルモチの平打太麺なのに対して、本店はムチグチでエッジの立った角刃太麺。麺のコシは本店のほうが圧倒的に強く、池袋はモチモチ感と喉越しを楽しむタイプです。
つけ汁は穏やかで優しい豚骨魚介のWスープですが、魚粉を加えると酸味と食感が加わり、頑者らしいパワフルな味に変化します。
本店は鶏のゼラチン質が多く溶け出しているものの、トロみは弱くサラサラで、池袋よりも魚介の風味が強く、塩気が主張したタイプ。池袋は本店よりも動物系が強く、六厘舎系やこうじ系のようにドロドロで、旨味甘味を感じるタイプでした。
20年前の本店の味は鮮明には覚えていませんが、どちらかというと池袋よりも成増のほうが近い印象を受けました。
味は完全に好みの問題ですが、自分は池袋の超濃厚ドロドロタイプよりも濃厚サラサラタイプの本店のほうが好きです。

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2020年03月28日

二郎インスパイアというかジャンガレ系のお店です。
なのでまぜそばが有名ですが、店に行った時はラーメンを食べてしまったので、まぜそばは今回が初です。
まず麺が開化楼の縮れ極太麺なので、初期のジャンガレを思い出しますね(パックの袋も開化楼製です)。
タレもインスパイア系御用達のカネシ緑ラベル(二郎直系は紫ラベルでしかもとっくにカネシ使ってませんが)に黒胡椒を効かせたスパイシーなタイプ、ブタもフワトロの極厚バラロール、付属トッピングにはベビースターとフライドオニオンにブタカスアブラと全てがジャンガレ感満載。
という訳で卵黄とニンニクと少々のヤサイに加え普段は入れないチーズとマヨネーズもブーストして久々のジャンガレスタイルを満喫しました。
ベースはバランス型ですが、濃口で下品にチューニングしたほうがコレ系の味は楽しめます。

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2020年03月27日

地元の小ぢんまりとしたお店ですが、まさかここが宅麺に出るとは思いも寄らず、新着を見てつい笑ってしまいました。全国にファンがいたの?(笑)
とりあえずご祝儀代わりに1つ購入。750円の地元のラーメンに送料込みで2,000円(笑)
んで店主はつけ麺石ばし出身って事で、系統としては東池袋大勝軒を源流とする豚骨魚介になりますが、まず鰹節を多く長く煮出しているため、他の豚骨魚介に比べ酸味が際立っています。そこに煮干の風味とモミジ・豚足のトロみが交わる事により、マタオマ系とは一味違った濃厚な節ベースの豚骨魚介スープへと仕上がっています。
麺は自家製で切り刃22番手のツルシコ中細弱ウェーブ、トッピングは表面を香ばしく焼いたホロホロ肩ロースチャーシューが1枚。
革命を起こすかどうかは分かりませんが、味は美味しいし、とても居心地のよいお店なので、宅麺でも売れてくれるとよいなと地元民も願っています。でも1,000円は高いかな~…

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2020年03月24日

麺は強い弾力とツルモチ食感の全粒粉入り太麺。以前はくり山が卸していましたが、現在はカネジン製となっています。
つけ汁もいかにもこうじグループ出身といった感じの甘味酸味を効かせたドロドロ濃厚豚骨魚介。
Inスープのトッピングは軟らか鶏つくね2個と油揚げが数切れで、豚しゃぶは見当たりませんでした。
味的にはこうじ系でお馴染みのタイプなので、とみ田あたりが好きな方なら気に入ると思います。

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2020年03月22日

スープは鶏ベースの清湯で、鶏のどっしりとした旨味と生醤油やたまり醤油などの角のないまろみが調和したコクのある淡麗系。麺は鹹水少な目で切刃18番手のしなやかもっちりでパツンと歯切れの良い中細ストレート。チャーシューは豚バラスライス1枚のみで、肩ロースと鶏チャーは入っていません。トッピングは実店舗より寂しいですが、緻密に計算された複数の食材がバランスよく調和したスープとシルキーな自家製麺の一体感は存分に味わう事が出来ます。

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2020年03月15日

付属トッピングは醤油ラーメンと同じものですが、麺は醤油よりもやや細めで弾力のあるしなやかな中細ストレート。
スープは醤油ラーメンよりも鶏油が多く、あっさりながらもベースとなっている鶏から溢れ出るふくよかで厚みのある旨味と風味が強く感じられます。そこに魚介出汁が重なる事で旨味の爆発が起こっていますが、塩も醤油ラーメン同様に化調は不要な気がします。
ただ醤油よりも塩のほうが支那そばやらしいというか、より佐野さんっぽさを感じる事ができました。

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2020年03月15日

付属トッピングはメンマと低温調理のバラロールチャーシューが2枚。
麺は滑らかでもっちりとした中細ストレート。
スープは豚のコクと深みがあり、魚介の風味もしっかりと伝わってきます。鶏油は少な目で醤油のキレもありますが、カエシの化調のジットリとした旨味のせいで全体のバランスが少々悪く、獣の雑味がやや浮き彫りとなっています。
食材は繊細な旨味を持つ良質品を多く使っているだけに、ちょっと勿体無い気がしました。佐野さんの門下ですが、佐野さんの味とはまた違ったタイプの淡麗系です。

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2020年03月12日

徳島茶系インスパイアですが、味わいは少々異なります。
麺は平打でもっちりつるつるの多加水中太麺、スープは生姜焼きのタレを獣の出汁で割ったような濃厚スープ。麺が終わった後にライスを入れると汁だくの生姜焼丼みたいになります。
スープ量は実店舗より少なく、スープたっぷり派がブーブー文句垂れそうですが、茶碗一杯分のライスを投入して食べ終わる頃にはスープもピッタリ無くなるくらいのバランスがとれています。多くてもどうせ残しますしね。
肉は念のため小さじ2杯分くらいのスープで炒めた豚バラを70gほど用意しましたが、思いのほか最初から結構な量が入っていたので、余程欲張らなければ特に追加する必要もないと思います。

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2020年03月11日

ブタはタレがしっかりと染み込んだホロホロの腕肉が2塊。味付のブタカスアブラも付いているので、ブタとアブラでヤサイがたっぷりと食べられます。
オーション麺は低加水のピロピロ平打太麺、スープは微乳化で甘味は優しく、醤油が濃い目でややカラメ。
荘系ですが、味は出自の白山よりも一乗寺の夢語に近いですね。2食目の際にはヤサイを豚骨スープでクタ気味に茹でたらマルジを思い出す味になりました。ニンニクも国産を使うとより郷愁に駆られます。

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2020年03月10日

麺は長浜や博多のような極細麺よりもやや太めのストレート細麺で、15秒茹ででボキボキの粉落としになります。
以前は替え玉付きで1玉120g×2玉でしたが、現在は替え玉なしの1玉180gとなっており、麺総量は60gもボリュームダウンしています。
付属トッピングはこんがり香ばしい軟らかバラロールチャーシュー3枚、コリコリの細メンマ、海苔1枚。小ネギは一度でも解凍してしまうと水が出てヘナヘナになりますが、冷凍状態のまま熱々のスープと混ぜるとシャキっとした食感に戻ります。
スープは久留米式の呼び戻し製法ですが、久留米ラーメンほどの豚骨臭はありません。
醤油ダレも色の深い濃口で、関東人でも親しみやすいトロトロ乳化豚骨醤油味となっています。

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2020年03月08日

二郎歌舞伎町出身との事ですが、麺はカブジと異なる強めの食感の低加水弱ウェーブ平打太麺で、スープはやや醤油のたった微乳化タイプ。
プルプルの大粒アブラだけはカブジっぽいです。
ブタは厚いバラロールで、適度な弾力があり脂身はトロトロにとろけます。
まろやかながらカエシの輪郭がはっきりしたタイプなので、生卵ですき焼き風にしたり生姜で味変するのもよく合うと思います。

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2020年03月08日

スープはさらりとしていますが淡麗系というにはガツン度が高く、更に煮干の香味油で蓋をした超濃厚なニボニボ仕様となっています。
パックはスープと和え玉タレで2袋ありますが、白い油が混入しているほうがラーメン用です。
麺は低加水ストレート中細麺で、1分くらいで茹で上げれば実店舗のような硬さに仕上がります。
色々バリエーションのある和え玉は宅麺ではザラザラゴワゴワとした小骨も残るドロドロ煮干ペーストで、セメントを通り越してモルタルみたいになっていますが、こちらはかなりのショッパーでスープと絡めても煮干と塩分の濃度が更に増すだけで舌の休まる場がありません。和え玉はせめて黒酢にして欲しかった。
丿貫に来たらまず外せない肉とうずら味玉もないので、体験版といった感じでしょうか。
ただ今まで丿貫で食べた中で、宅麺のが1番息が煮干臭くなった気がします。
余計なトッピングは味の邪魔になりますが、刻み玉葱だけは用意したほうがいいですね。

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2020年03月02日

関東をメインにチェーン展開しているつけ麺店で、三田本店にはチョイ呑みでたまにお世話になっています。
味は甘味酸味添加のない魚粉を効かせたドロドロ濃厚トンギョに角刃12番手のモチモチ多加水極太ストレート麺というマタオマ系で、よく六厘舎と比較されています。
トッピングはInスープで軟らかバラ肉ゴロチャー3ヶ、コリコリ極太メンマ3本。海苔はついていません。
麺は260gもあり茹で上げるとかなりの量になるので2人で分けて丁度良いくらいのボリュームですが、実店舗では大400gまで同一料金のサービスがあります。
夏になると人気限定メニューの灼熱も出るので、そちらの宅麺リリースにも期待です。

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2020年03月02日

ご主人はのりや@大井町のご出身で、むらさき山店主ものりや退店後はうめやで勤務されていたそうです。
味もむらさき山同様にのりやとは別の形で提供されており、麺は増田製麺の低加水中太ストレートで、店舗同様にやや硬めに上げるとコリコリの歯応えからモチモチの弾力へと食感の変化が楽しめます。
チャーシューは煮豚ではなく肩ロースを吊るし焼きした燻製焼豚、甘めのメンマ、スープはややオイリーで豚骨、鶏、節、煮干をバランスよく炊いた濃厚でマイルドな無化調醤油味。
揚げネギの香ばしいアクセントはむらさき山にも継がれています。
スープは勿論ですが、ここはとにかく焼豚が超々絶品です。燻香とタレの染み込んだ軟らかジューシーな味わいはご飯に乗せても最高、お店は家から少々遠いですが久々に行きたくなりました。

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2020年03月02日

端的に言うと泡立てた壱系インスパイアで、家系っぽさはあるものの家系ラーメンとは別物です。
スープはドロドロド乳化豚骨醤油のエスプーマ系で、壱系のCPSを泡立てたイメージ。冷凍のせいか泡感は弱く、完全に解凍できるまで湯煎に時間がかかります。
麺は家系壱系と違いツルツルピロピロの平打縮れ太麺。
付属トッピングは大判で厚めのホロホロ軟らかロースチャーシューが1枚とほうれん草と高菜で、3つとも同じパックにひとまとめで詰められています。味を変えてしまう高菜だけは分包にして欲しかったかも。

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2020年02月18日

東池袋大勝軒直系を謳っていますが、要するにこうじグループの系列店で、二代目である飯野さんの東池袋大勝軒本店とはほぼ無関係です。店主も山岸さんの直弟子ではなく、こうじ系列の常勝軒にいた方だと思います。
メニューには系列店商品である二郎インスパイアの角ふじ麺もあるなど、以前各地のフードコートに出店していた山岸一雄製麺所と同じような感じのお店で、大勝軒の味とは別物で継承もしていません。
といっても山岸さんは暖簾分けフリーな方だったので東池袋大勝軒の暖簾を掲げるお店は全国津々浦々にありますし、現在ののれん会にしても守る会にしても店によって味が異なりますので、直系=山岸さんの味というバイアスがかからなければ、これもこれで大勝軒の味でいいのかもしれません。
とりあえず昔の本店と比較すると、甘味酸味が強いのだけは共通していますが、スープは大勝軒よりも魚介が弱く豚骨が強めでトロみがあり、麺は大勝軒よりも太くコシも強めのエッジが立った緩ウェーブ。
大雑把に例えるとこうじ系のスープを大勝軒で割ったような感じのイメージです。
つけ麺としては実際美味しく完成度も高いのですが、東池袋直系を名乗るとなると、本店の味を知らないで食べた方がこれを本店直流の味なんだと間違って解釈してしまうので、う~んという感じですね。
大勝軒の看板と直系という単語を都合よく利用して商売しているなぁと思います。

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2020年02月15日

三河屋製麺のコリコリ低加水中細ストレート麺に、スープは節・煮干不使用のガラと水だけで長時間炊いた濃厚豚骨醤油味。
ゼラチンと脂分も十分に溶け出たややドロタイプで、和歌山中華そばインスパイアというものの井出系とも車庫前系とも異なる、強いて言えば山為食堂に似た感じです。
付属トッピングは和歌山中華そばではお馴染みの千代巻が1枚に5mm強に厚くスライスされた豚バラチャーシュー3枚とコリコリ拍子木メンマが6本程。
全体的には徳島茶系も足したようなスタイルで、甘味より塩気が強く醤油のキレと動物系のパンチが効いたズッシリ重みのある、家系ともタイプの異なった有りそうで無い個性的な濃厚豚骨醤油ラーメンとなっています。

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2020年02月13日

田町でカンファレンスがある時にいつも二郎本店か凪か三田製麺所かココに寄るかで迷うお店です。
ご主人は和歌山中華そばの名店、のりや@大井町のご出身ですが、スープのベースは和歌山中華そばではなく、ゲンコツと鶏ガラに鰹や煮干などの魚介風味をガッツリと効かせた、塩気が強めの濃厚でほんのり粘度のあるややマタオマ寄りの無化調豚骨魚介醤油となっています。
麺は家系でお馴染み丸山製麺の低加水中細ストレートで、実店舗では硬めに茹でられておりコリコリとした食感が楽しめます。
付属トッピングはスープに香ばしさを与える焦がしネギにトロリと軟らかいバラロールチャーシューが1枚と歯応えの良い小ぶりのメンマが7~8本。
お店では〆にごわん(ライスの商品名)のスープ投入がお勧めされており、少量のゆず胡椒とチャーシューとライスとスープを一緒に掻き込むと軽くイキます。

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