元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

  • レビュー数 503
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2022年10月24日

スープは老鶏の旨味がガツンと濃厚な、繊細かつパワフルで深みのある鶏白湯。
実店舗の鶏ホタテそばのホタテ抜きにイメージが近く、丁寧に濾された鶏ベジポタのようなこっくりまろやかな優しい飲み口で、
鶏の旨味、醤油のキレ、野菜の甘み、鶏油の風味といった複数の構成要素が鶏白湯の特長である起伏豊かな味わいを作り上げています。
麺は菅野製麺の全粒粉入り多加水角刃平打中太緩ウェーブ。
角刃ですがエッジは滑らかで、ツルツルの舌触りとモチモチの弾力が特徴的です。
付属トッピングは八角の香る豚バラロールスライスチャーシューが1枚、
たまり醤油の黒メンマ、牛バラ煮が1つで、いずれも甘めの味付け。
実店舗ではカウンター席の目の前の台上で、スープ、麺入れ、盛り付けと一連の調理を披露するパフォーマンスが行われており、
その他内装や接客等、味以外の部分も全て含めたトータルでこのお店は評価されています。
味がお気に召した方はスカイツリーに観光がてら実店舗へ行かれるのも楽しいと思います。

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