元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

  • レビュー数 503
  • 役に立った数 204

2023年09月11日

店主は元蓮爾登戸店店主という事で、麺はボキボキ麺と呼ばれる蓮爾ばりの超々極太麺。
宅麺ラインナップにもある「らぁめん大山」と同じく二郎町田店(閉店)の流れを汲むお店で、特徴的にも大山と似ています。
茹で時間も18分位は必要となり、それでも麺内部までα化せず白く芯の残った蓮爾のようなボキボキ状態となりますが、
だからといって更に茹で続けると表面がデロデロに溶けてゆくので、茹で時間は10〜18分程度に留め、この麺は芯が残るものと思って楽しみましょう。

スープも画像通りの登戸店っぽい微乳化タイプ。麺に負けないインパクトの塩味甘味旨味で、
塩分濃度は約2.4%と一般的なラーメンの約2倍弱、糖分濃度は約15.1%と一般的なラーメンの約3倍近い濃さとなっており、
塩味甘味が強すぎるような場合はヤサイの量を増やすなどして味を上手く調整しましょう。

付属トッピングはホロトロに軟らかく味染みも良いブタのブロックが2つ。
部位はウデバラミックスで、こちらも麺やスープに負けないインパクトを残しています。
この他ニンニクや玉葱、辛ニラ、うずら味玉、スライスチーズなど用意すると実店舗のようなカスタマイズが楽しめます。

このように咀嚼力を必要とする食べ物で、ハマる人はとことんハマる一杯となっています。

9