手打ち麺処 好き酒師「海老ワンタンメン(塩)」すべてのレビュー

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2026年07月08日

スープは豚、鶏のガラと白口煮干を炊いた無化調塩清湯ですが、別パックのカエシと香味油がかなり凝った造りになっており、
純スープは塩分濃度約0.8%と煮干由来の仄かな塩味のみのあっさりとしたものですが、カエシと香味油を加えると塩分濃度は約1.9%とやや高めの塩味に落ち着き、
カエシ&香味油に凝縮されている乾物、ネギ、香味野菜、魚醤の香ばしくて複雑で深みのある風味、塩味、旨味、深いコク、どっしりとした厚みが加わり、
スープ表面に膜を張るほどのコラーゲンで口当たりもまろやかなスープとして完成します。
 
麺は自家製の超多加水極太平打麺。
手打ち、手切り、手揉みの不規則な縮れと捻れによる食感の変化、もち姫を配合した滑らかで粘り気のある超モッチモチで超フワッフワな弾力が普通のラーメンでは味わえない大きな魅力となっています。
 
付属トッピングはチャーシュー2枚とワンタンが3枚。
チャーシューは豚肩ロースと鶏むね肉で、素材を活かすシンプルな味付けと瑞々しいレアな食感が持ち味。
低温調理のため少しでも湯煎すると肉汁が逃げて硬くなってしまう為、流水解凍が望ましいです。
 
ワンタンは皮にももち姫が使われており、ツルッツルでトゥルントゥルンでムッチムチでソフトでシルキーで官能的な舌触り。
餡には生姜の効いたまったり滑らかな豚挽肉とブリッブリのバナメイエビが詰まっており、皮、海老、豚挽肉の食感のコントラストとスープとの一体感が非常に優れた逸品となっています。
 
以上からも分かる通り、こちらは宅麺でも販売されている日陰インスパイアのラーメンで、麺と未来を祖として博多うどんを参考に生み出されたヤワフワツルモチの独特な食感の麺が最大の特徴となっています。
ワンタンも麺に勝るとも劣らぬ滑らかな極上品で、全体的なボリューム感もあり、味、質、量ともに抜群の一杯になっていると思います。
 
宅麺ラインナップでは日陰、木陰、陰日向などが同系統なので、このあたりが好みならお勧めです。

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