元料理人で現コンサルなラヲタ
40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています
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レビュー数 680
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役に立った数 300
スープはややドロっとした豚辛味噌味。パックのシールには味噌チゲラーメンスープと明記されています。
濃厚ながら後味はあっさりしており、塩味は程よく、コチュジャン特有の風味とピリリとした辛味があり、
甘味旨味酸味もコチュジャンに合わせてバランス良く整えられています。ニンニクもしっかりと効いていますね。
麺は三河屋製麺のスクエア型角刃中太縮れ麺。いつもの菅野さんかと思いきや、麺袋ですぐに三河屋さんだと気付きました。
密度の詰まった屈強なタイプで、短い茹で時間だとゴワボキの噛み応えある食感に、長めに茹でるとモチムチとしたコシと弾力が生まれます。
麺量も210gと大盛りのボリュームで、辛味も多少あるため、小さいお子さんと分けて食べるにしても一旦味の具合を見てからのほうがよいかもしれません。
付属トッピングは厚めにスライスされた豚バラロールチャーシューが1枚。淡い味付けなので、スープに浸して脂身を溶かし味を絡めるようにいただくと良いです。
調味料はニンニク、生姜、また花椒や和山椒もよく合いますね。一味、七味、胡椒、ラー油などの辛味も非常にマッチします。
その他にはコラボグッズのキャラクターカードも1枚付いてきます。
なお美味しく頂く上でモヤシとニラのトッピングは最低限必要です。
しっかり炒めて香ばしさを引き出すのがポイントで、家庭用調理機器の火力とフライパンだと短い調理時間ではメイラード反応が起こりにくく香ばしく仕上がらないため、作り方のコツとしては、
<野菜炒めのコツ(ガスコンロ及びIH)>
・フライパンにラードなど油を大さじ1杯ほど引いて最大火力で加熱する。火力は最後まで最大をキープ
・煙が出始めたらモヤシ1袋&刻みニラ1〜2本分を入れ軽く混ぜて油で全体をコーティングし、野菜がなるべく重ならないよう平らに広げ、その後はフライパンを動かさず野菜にも触れず、焼き面を30秒ほどしっかり焼く。鍋は振らない動かさない
・野菜の上下を返し、平らに広げ、また30秒ほど見守って焼き面をしっかり焼く。火力は落とさない
・少し混ぜて広げてまた30秒焼くという工程を2〜3分繰り返す。モヤシにあまり触れると細胞壁が壊れて水っぽくなるので極力弄らない
・全体的にメイラード反応による焼き目が付いたら出来上がり。炒め過ぎるとパサつくので注意
・途中で塩分を加えると浸透圧で水分が抜け水っぽくなるので、塩や醤油などで味付けする場合は盛り付け直前に火を止めて手早く行う。ただし本商品へトッピングする場合は味付けは不要
この調理法なら家庭用調理器具でも中華料理店のような香ばしく瑞々しいシャキシャキの野菜炒めが作れます。
家庭用の火力だとチャーハンのようにフライパンを振るのはフライパンと食材の温度が下がり逆効果なのでやめましょう。
塩分を加えなければ浸透圧が起こらず水っぽくならないので、2〜3分かけて最後まで最大火力キープで一気に香ばしく炒める事が重要です。
やりがちな失敗例は、火力が弱い、フライパンを振ってちょこまか混ぜる、炒め時間が長すぎるor短すぎるといった所で、
炒め時間が1分程度だとあまり熱が通らず香ばしさのない半生状態になってしまい、約4分以上だと水分が飛び過ぎてパサパサの仕上がりになります。
また量を多く作る場合は一度に作らず少量ずつ数回に分けて作ったほうが失敗しません。
これらは野菜炒めをトッピングする商品全般に使える調理の基礎テクニックなので、覚えておいて損はないと思います。
また包装プリント裏面には、茹で湯の量、茹で時間、麺の解し方など詳しい説明書きがあるので、しっかり読んでその通りに作れば美味しく作れると思います。
本品は宅麺が企画・立案し、すず鬼が味のアドバイスを行い、食品加工業者が開発・製造を行ったOEM製品になるのですが、
宅麺製品の冷凍生麺は菅野製麺所や三河屋製麺という、数多くの有名店にも卸している日本最高クラスの超大手製麺所が毎回製造しており、
麺に限って言うとOEMの冷凍ラーメンとしては世界トップレベルのクオリティだと思います。
ただスープはケミカルな臭いが多少気になり、チャーシューも汎用のバラロールという万人向けのタイプで無難な感じが否めませんが、
このスープと麺とチャーシューの全体で見るとトータルバランスが良く、野菜炒めさえきちんと乗せていれば満足度は高いと思います。
ただバラロールがどうとか書きましたが、バラ肉の仕入れ原価メッチャ高いんですよね今。店主さん達もガチで悲鳴上げてますから、文句なんか言っちゃいけません涙