元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2020年06月14日

東池袋大勝軒系です。ただ旧東池袋の実店舗に通っていて味を知っている方なら分かると思いますが、味は東池袋、また滝野川や茶水などの本流とも別物で、方向的には十五夜(閉店)やこうじ系に近いタイプです。
チャーシューも直流店はモモ肉を使いますが、こちらはバラ肉を使用しています。
麺も中太ですが東池袋よりは細めで、大勝軒のエッセンス以外は全体的に流行や地元向けのアレンジが施されています。
まずスープはカエシの醤油感が強めで、動物系のとろみがあり、いりこはやや抑えめで鯖節が強め。麺は前述の通りで、付属トッピングは薄味の薄切メンマが7~8本に、チャーシューも薄味で表面を焼いたバラロールが1枚とゴロ状の角切が7~8ヶ。
ラーメン自体はまろやかな味わいで麺も具もボリュームがあり、中濃トンギョが好きな方なら満足出来ると思いますので、東池袋の味は想像せず、単純に大勝軒系の1つの味として頂いたほうが楽しめると思います。

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