元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2021年05月27日

スープ自体は白味噌ベースですが、本家と違い豆味噌も配合しているようで、甘味より塩味のほうが立っています。香りのよいアオサと魚粉は別パックになっていますが、本家のようないりこの風味は抑え目です。
辛味噌は赤味噌に唐辛子とニンニクと胡麻油などを練り込んだもので、スープに溶かすと旨味とコクとニンニクの香りが広がります。自分は辛味耐性がノーマルくらいですが、全部溶かすと結構辛くなります。
麺は林製麺の多加水平打太縮れ麺。手もみによる不規則なうねりがスープと良く絡み、モチモチの食感を生み出しています。
付属トッピングは豊富にあり、サクサクの細切メンマ、鳴門巻、やや厚めの豚バラスライスチャーシュー2枚、あとは前述の辛味噌とアオサ魚粉。
ビジュアルや構成は本家を踏襲していますが、こちらのほうがラード少なめ塩味強めのあっさりシャープなテイストで、独自性を感じさせる一味違ったからみそラーメンとなっています。

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