元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2022年02月02日

スープは煮干の苦味エグミを抑えつつ、風味のみをしっかりと伝えた淡麗清湯。塩味が抑えめな分、白口の繊細な甘味と平子の上品なコクをダイレクトに感じる事が出来ます。また、まろやかな香味油がラーメンとしての美味しさをグレードアップさせています。
麺は全粒粉配合の低加水角刃ストレート中細麺。かきそばの麺よりもやや太く、香ばしい風味、ざっくりとした歯切れの良さ、プリッとした弾力を併せ持っていますが、反面スープに対しやや主張が強い気もします。
付属トッピングは厚みのあるシャキシャキ短冊メンマ2本に、軟らかい厚切り豚バラスライスと、ギュッと締まった鶏胸肉のチャーシューが1枚ずつ。豚は肩ロースのレアチャから冷凍向けの煮バラへ変更され、鶏もInスープ&湯煎の影響からカチカチに水分が抜けており、どちらも実店舗とは印象が異なっています。
全体的に冷凍の影響を受けている感は否めませんが、スープに関しては再現度が高く、これだけでも充分に満足出来る一品になっていると思います。

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