店主インタビュー

【新人大賞】『豚星。』大塚店主「第12回お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー」SPインタビュー


『第12回お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー』において、新人大賞を獲得した「豚星。」の大塚貴之店主にスペシャルインタビューを実施。満を持して宅麺に登場した人気店の美味しさの秘訣やこだわり、大塚さんがラーメンにのめり込んだきっかけなど、存分にお聞かせいただきました。

2023年02月02日 更新
【新人大賞】『豚星。』大塚店主「第12回お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー」SPインタビュー - サムネイル

10年に及ぶ試行錯誤


―この度「第12回お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー」にて、「小ラーメン」が見事に新人大賞を獲得されました。まずは率直な感想を教えてください。

 

とても嬉しく思います。



野間口さん(宅麺 CO-FOUNDER 共同創業者/執行役員 営業部長)に10年前からお話をいただいていていました。体制が整いやっと宅麺が作れるようになった1年目でこのような賞をいただけたことはとても光栄に思います。

 


―先日開催した授賞式にも足を運んでいただきました。どのような印象でしたか?

 

名店揃いだったので緊張しました。

 


―今回、新人大賞を獲得された「小ラーメン」のこだわりについて教えてください。

 

1日100kg以上の生の豚肉を小さな寸胴に敷き詰めて、骨は最小限にして出汁を取った旨味の凝縮したスープと、オーションやその他数種類の小麦粉を使用した自家製麺のラーメンに仕上がっています。

 

 


豚星。の味を多くの方へ

 

―大塚さんは冷凍ラーメン通販に対して抵抗などはございませんでしたか?

 

もちろん抵抗もありました。お店で提供しているものと同じものができるかどうかというところが一番頭にあったのですけども、野間口さんと話を重ねて、みんなで試食をしてみて同じ味ができたので販売することを決めました。

 


―実際に宅麺を始めて良かったと思ったことはありましたか?


 

中々、実店舗まで来られないお客様にも、お店の味を届けられるということが一番良かったことですね。

 


―宅麺を販売するにあたって工夫した点や苦労した点はございますか?

 

一度スープを冷ますとゼリー状になるので、ゼリー状になったスープで宅麺を作っています。それ以外は特に変わらないですね。

 

 

ラーメンが好きだから

 

―普段どのようなお客様が多い印象をお持ちですか?

 

1番多いのは大学生ですが、社会人の方も多いですし、最近は女性の方も多いですね。



1人で来られる女性の方もいらっしゃいます。

 


―2012年にオープンされてから、大塚さんが今のラーメンを作り上げるまでに試行錯誤された点にはどのようなところがございますか?

 

12年前から変わらずで、とにかく生の豚を大量に使うのがポイントです。

 


―これまでラーメンを作り続けてきて一番嬉しかったことはなんですか?

 

やっぱりお客様から美味しかったという評価をいただいた時が一番嬉しいですね。

直接お店で言われることもありますし、今はSNSもありますのでいろいろなところで評価をいただいています。

 


―逆に、一番大変だったことはなんですか?

 

開店当初は朝の4時から24時ぐらいまで働きっ放しでした。だから、これからラーメン屋さんをやる人全員がそうだと思うのですけども、最初の間の店主としての責任が1番大変でした。


 


―やはり開店当初の大変さは誰しもが経験されるのですね。大塚さんはこれまでラーメンを作り続けてきてやめたいと思ったことはありますか?

 

ないですね。やっぱりラーメンが好きだから。

 

 


自信と誇り

 

―大塚さんが新たに進路を選択し直すとしても、またラーメン屋さんをやりたいと思いますか?

 

そうですね。また今と変わらないラーメンを作りたいです。

 


―大塚さんは元々ラーメンがお好きだったとお聞きしましたが、ラーメンにはまったきっかけをお聞かせいただけますか?


 

浪人時代に予備校の近くに「青葉」があって、青葉でつけ麺を食べてラーメンにはまりました。その次に当時、鴻巣のフラワーパーク内にあった「次念序」のつけめんがすごく美味しくて強く印象に残っています。それがきっかけで六厘舎に入社しました。

 


―最初はつけ麺がきっかけだったんですね!大塚さんが人生最後に食べたい物もラーメンでしょうか?

 

ラーメンですね。最後に食べたいのは自分で作った辛麺ですね。

 


 

豚星。の味を次世代へ


―昨年はコロナ禍や自粛ムードが緩和されてきて日常が戻りつつある1年でしたが、大塚さんにとって2022年はどんな1年でしたか?

 

やっぱりコロナ禍前と比べるとお客様の数は完全には戻っていません。原価の高騰も激しくて、値上げもせざるを得なかったですし、決して1年を通して良かったとは言えなかったですが、今まで以上に妥協せずにこのラーメンを作り続けていきたいと思いました。

 


―大塚さんの今後の展望や目標を教えてください。

 

まずは、豚星。の味を守ること。そして、うちから独立していく子が増えていくと思うので、どんどん独立させてあげて、豚星。出身の独立店舗を増やしていきたいです。独立店が増えことは嬉しいことですので。

 


―最後に、宅麺を購入してくださっている方々に一言メッセージをお願い致します。

 

豚星。の宅麺を買っていただきありがとうございます。宅麺に関しては味を守るというよりも、今まで以上に美味しいものを提供できるように努力いたしますので、これからもよろしくお願い致します。

 


ありがとうございます。大塚さんの真っ直ぐなラーメン愛と豚星。への誇りを強く感じました。今後もさらに進化を続け、愛され続ける豚星。の味を守り続けていってください!

大塚さん、本日は貴重なお時間ありがとうございました!



・プロフィール


大塚 貴之 店主

二郎インスパイア界屈指の人気を誇り、店前には連日規格外の行列を作る。
豚星。を巣立った独立店も多く、
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神奈川県相模原市「麺屋 歩夢」
東京都新宿区「ピコピコポン」
埼玉県所沢市「D麺」
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といった人気店が挙げられる。


・「豚星。」の小ラーメンは宅麺.comで


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