麺屋 長次郎「豚麺 」すべてのレビュー

全4件のレビュー中 1-4件目


リバウド ・30代/男性

2025年06月18日

炎天下の下、現場作業に従事する職人さん達の身体に塩分にて一気に補給&完全回復となる、ワイルドながら細部に渡って高品質で豚セレブと評したくなる一杯でありました。某ラヲタさんを毎回参考にさせて頂いておりますが、この濃さにおいてはさすがにヤサイ無しではバランス的にも厳しいと思いますので、絶対にヤサイを乗せない常に残飯みたいな冒涜レベルの写真映りの人みたいな食べ方は勿体ないというかなんというか、追随するように載せてくるので目に入れたくないのでむしろレビューを見れないように設定出来ないかそこらへんも運営の方には気を配って欲しいものです。

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ひろ ・40代/男性

2025年06月11日

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

しっかりとキリリとするスープ!!
大好きな系統です!!
気持ち幅細めの麺ですが、普段他のお店でいただく食感とは違うのですが、なぜか落ち着きます!!粉がちがうのでしょうか!?
麺とスープの相性抜群!そして、肉も味わい深く大満足です!
ごちそう様でした!!!

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2025年06月11日

スープは画像から分かる通りの微乳化タイプ。乳化好きにも非乳化好きにも合うように調整しているらしく、
まさに非乳化とド乳化の中間点といった具合の綺麗な微乳化で、液状背脂もたっぷりと表面を覆っており、豚肉出汁もしっかりと出ています。
 
キレとまろやかさを併せ持った味わいですが、グルも大量に使われていて、塩分濃度は約3.9%と海水を超える超高度で、糖分濃度も約23.4%と強烈な高さとなっている為、
舌が鈍っていない方ならヤサイを乗せないと食べ進むのは流石に厳しいと思います。というかナトリウムの過剰摂取を防ぐ為にも乗せたほうがよいです。
 
麺は自家製の平打極太縮れ麺。インスパ系にありがちなワシゴワの硬いタイプではなく、二郎直系のロット後半っぽい、ちょいヤワのモチプリ食感なあたりからも二郎愛を感じます笑
スープ量はやや少なめですが、麺量が多いので、結果として丼に溢れんばかりのボリュームとなります。解れやすいよう平たくパックされている気遣いも好感度↑ですね。
 
ちなみにシャークという小麦粉はオーションと同じく強力粉ですが、ミネラルもタンパクもオーションより含有率がやや高く、より色濃くグルテン形成も強くなるのが特徴的です。
そのため加水率をあまり低くしてしまうと食感が悪くなってしまうので、二郎っぽいオーション感も出しつつ、
モッチリとした特有の食感も引き出すよう、適度に加水を増やして独自に製麺されているように感じます。
 
付属トッピングのブタはスープと別パックで、約2cm幅、合計約130gものブ厚いウデスライスが2枚。
国産ブランド肉が使われており、赤身と脂身の割合が秀逸で、味付けも良く、しっとりジューシーでフンワリ柔らかながら適度な噛み応えも残されています。
二郎及び二郎インスパ系ではチャーシューの事を「ブタ」と呼びますが、こちらのお店はワインバル系列という事で、ブタというよりも豚料理という表現が適切なくらいの上質な逸品になっていると思います。
 
アブラは富士丸タイプの味付カスアブラ。甘味のあるトロトロの豚背脂と適度に混ざった解しブタと濃い目のタレで、ヤサイのドレッシングとしてもつけ麺スタイルとしても重宝します。
 
長次郎は5年くらい前に実店舗へ伺っており、当時のスタイルとしてはヒバジリスペクトだったのですが、現在はそこまで似ている訳でもなく、
スープも麺も昔に比べてヒバジ感が抜け、オリジナリティに磨きがかかった印象を受けました。
 
ブッチャーズのほうは数か月前にお邪魔したばかりですが、味にせよ接客にせよ冷凍の包装方法にせよ、どちらのラーメンからもカスタマーファーストのマインドが伝わる、ホスピタリティの高いハイセンスなインスパだと思います。
絶品なのはブタに限らず、麺、スープ、アブラ、商品管理の全てにおいて満遍なく素晴らしかったです。

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めがです ・40代/男性

2025年06月09日

まず梱包から違います。
他の商品は、筒状パウチにインスープの豚、塊状にして冷凍された麺、という感じが主流だと思いますが、本商品は全ての具材が平べったい状態で冷凍されているため、湯煎した時に火の入りが早く、溶け残りなどが起こりにくいように工夫がされています。
麺も平べったく広げられており、指定時間の半分ぐらい茹でないとほぐれないとか、茹でムラが起こらないようになっています。
さらに豚も別パウチになっていて、過剰な味染みや煮崩れが起こらない徹底のしよう。

肝心の味に関しても、梱包のこだわりからも察せられる通り、高い完成度に驚きます。
豚は肉質しっかりなのに、しっとりとして味染みもよく、噛めばほぐれる上質なもの。分厚さも十分で、指定時間湯煎しても中心が少し冷たかったものの、半分に割ってスープにしばらく浸していれば問題ありませんでした。
スープは微乳化で、旨味も塩味もしっかり感じられてパンチもあり、好みの差はあれ、二郎系好きなら文句が出るようなものではありません。
特製脂だれは、ほぐし豚たっぷりの豚カスアブラで、チャーシュー1枚分は有ろうかというボリューム。かなりしっかり味がついており、全投入するとしょっぱくなりすぎる場合もあるため、別皿にして様子を見ながら入れるのがオススメです。
麺は平打ち太麺で、極太ワシワシという程ではありませんが、茹で時間に幅のない指定時間でしっかり調理すれば、ムッチリとしつつもスープとよく絡む食べ応えのある美味しい麺で、量も300gとボリューム感もバッチリ、全く隙の無い構成です。

全般を通して、絶対に満足させてやるという、店主の熱い気概をひしひしと感じられ、宅麺の二郎系という戦場で、完全に勝ちに来ているなということが伝わり、清々しい気持ちにすらなりました。
大変美味しかったです!

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