元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています

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2026年10月13日

スープはややドロっとした豚辛味噌味。パックにも味噌チゲと記載されている通り、すず鬼というよりも要するに韓国風チゲスープです。
濃厚ながら後味はあっさりしており、塩味は程よく、コチュジャン特有の風味とピリリとした辛味があり、
甘味旨味酸味もコチュジャンに合わせてバランス良く整えられています。ニンニクもしっかりと効いていますね。
 
麺は三河屋製麺のスクエア型角刃中太縮れ麺。
密度の詰まった屈強なタイプで、短い茹で時間だとゴワボキの噛み応えある食感に、長めに茹でるとモチムチとしたコシと弾力が生まれます。
麺量も210gと大盛りのボリュームで、食べ応えも充分です。
 
付属トッピングは厚めにスライスされた豚バラロールチャーシューが1枚。淡い味付けなので、スープに浸して脂身を溶かし味を絡めるようにいただくと良いです。
 
本品は宅麺が企画・立案し、すず鬼が味のアドバイスを行い、食品加工業者が開発・製造を行ったOEM製品で、
以前販売されていた鬼滅の刃コラボラーメンと同じ内容ですが、ラーメンのみなので鬼滅グッズは付きません。
 
味もすず鬼店主のすーさんが監修したというだけで、スタ満のようなラーメンとは全くの別物なので、味自体にすず鬼感はありませんが、
もしすず鬼感を出すのであれば、豚バラ肉と玉葱とニラの醤油炒め煮、豚背脂、ニンニク、ショウガあたりをタップリ乗せるなど、自分でそれなりにトッピングを工夫する必要があります。
 
ちなみにコラボ商品販売時は炒めたモヤシとニラを乗せるのが基本形と説明されていましたが(画像2枚目)、
今回はそれに加え、豆腐、納豆、キムチとなっているので、多分完成形はスープの味的にスンドゥブチゲをイメージしているのだと思います。
 
なので私達の場合は土鍋を使ってスープで豆腐を軽く煮込み、良く混ぜた粒納豆と、
すず鬼FC赤坂店(閉店)で提供されていたオリジナルトッピングのカワシ満太郎(もやしナムルとキムチと生卵)を分解してトッピングし、納豆キムチスンドゥブチゲスタイルにしてみました(画像1枚目)。
個人的には納豆よりも豚しゃぶやアサリなどのほうがスンドゥブ感が出て良いかなと思いましたが、いずれにせよ麺が終わった後のライス投入は〆として最高です。
 
なお具材は白菜、玉葱、しめじ、ネギ、チーズ、餅など、味噌チゲに合うものなら何でもイケると思います。
野菜をたっぷり入れて、スタミナ満点ソバならぬ栄養満点ソバに作り上げてみるのも良さそうですね。

8

2026年10月13日

スープはまろやかに乳化したミルキーな豚骨白湯をベースに、キラ油(と呼ばれる凪の豚煮干油)風の香味油を浮かべた、マイルドなコクうま味。
 
久留米や博多の豚骨とは別タイプの、関東を中心に食べやすくマイルドにアレンジされていった万人向けタイプの白豚骨で、
臭みのないクリーミーでややざらつきも残したテクスチャーにほんのり穏やかな煮干の風味を重ねた味わいは、豚王とすごい煮干ラーメン両方の凪的要素を感じられます。
 
その中でも特に二枚貝のコハク酸独特の旨味が強く効いているのが特徴的で、豚、煮干、貝の三本柱で成り立っている多層的な味の構成に、
凪の単純レプリカだけでは終わらせない本品ならではの限定感やオリジナリティを感じます。
スープは開封前によく振って乳化を促してから丼に注ぎましょう。
 
麺は多加水角刃平打太縮れ麺。三河屋製麺製ですが、手揉み風の縮れ具合とツルリとした麺肌、そしてブリッブリでムッチムチのマッチョな弾力からは、
だるま製麺(凪の自社製麺所)の凪専用麺をトレースしたような凪っぽさも感じられます。
このタイプはしっかり茹でる事で強いコシを引き出せますが、指定時間内であれば失敗はないので、好みの硬さに調整すればよいと思います。
 
付属トッピングは一般人気の高い豚バラロールチャーシューが2枚。厚めの1枚に見えますが、薄めのスライスが2枚重ねて冷凍されているので、型崩れしないよう慎重に2枚に剥がして盛り付けましょう。
熱湯湯煎すると軟らかくなりすぎてボロボロと崩れやすくなるため、湯煎よりも流水解凍したほうが型崩れを確実に防げます。
 
尚お勧めトッピングのフライドオニオンはスープにコクと香ばしさをブーストし、赤紫蘇漬けも爽やかな風味が煮干豚骨とマッチします。
赤紫蘇はゆかりのソフトふりかけでも代用出来ます。紅生姜も原材料的に良く合いますし、大葉の千切りを代わりに乗せるのも良いですね。
 
本品は宅麺が企画・立案し、凪が味のアドバイスを行い、食品加工業者が開発・製造を行ったOEM製品で、
以前販売されていた鬼滅の刃コラボラーメンと同じ内容ですが、ラーメンのみなので鬼滅グッズは付きません。
スープに関しては凪とBUTAOのミクスチャー的要素にプラスアルファを施した独自色を入れつつ、凪カラーを感じさせながらも豚骨と煮干が苦手な方でも食べやすいように設計された一杯になっていると思います。

5

2026年10月06日

まず本品は冷製メニューなので、スープとタレは前日からの冷蔵解凍が推奨されています。間違って湯煎してしまうと品質が大きく変わってしまうので要注意です。
 
 
スープは滑らかな冷製のコーンポタージュがベースで、とうもろこしの優しい甘味に加え、味噌󠄀、チーズ、リキュールが分かりやすく香る、独特の風味を持った味わいとなっています。
これらが甘味旨味酸味だけではない濃厚なコクと深みも与えており、もったりしつつも爽やかで、すっきりあっさりさっぱりとした後味に繋がっています。
 
麺はややウェーブの入った角刃平打中太麺。
瑞々しくピロピロとした口当たりとプリモチのソフトな弾力がスープの柔らかい甘味とマッチし、スープのとろみが平打麺によく絡んで持ち上げてきます。
茹でた後に冷水で締める為、硬茹ではせず、指定時間を守ってしっかりと茹で、しっかりと水切りしましょう。
 
また本品は香味油入りの醤油ダレが別パックとなっており、まずタレと麺を絡めてからスープを注ぐという工程になっています。
タレはシンプルな醤油返しで、油はネギ、ニンニク、生姜が芳ばしく香る香味油となっているので、
まずはタレのみを混ぜ合わせた油そばの状態でキレとコクのある味わいを何口か堪能し、次にスープを絡めて啜るようにすると、
今度はキリっとした油そばとまろやかなとうもろこしスープが互いに味の調和をもたらすようになり、1杯で2通りの味を楽しむ事が出来ます。
 
とにかくタレの汁気がなくなり完全に乳化するまで充分に混ぜ合わせる事が最も重要です。
全体的に白っぽかったり色ムラがあったり丼底にタレが残っていたりシャバついているのは混ぜ不足の状態で、
一目で分かる美味しく仕上がっていないサインなので、麺が均等に色付くまで入念に混ぜましょう。
 
付属トッピングは豚肩ロースのローストチャーシューが1枚。
しっとり柔らかな食感と素材を活かすプレーンな味付けで、甘味のあるとうもろこしスープにチャーシューの塩味のエッジがアクセントを与えています。
こちらも湯煎は厳禁、流水解凍及びスープと一緒に前日からの冷蔵解凍が推奨されています。
 
ちなみにスープが余りお腹も余裕があるという方は、ライスであれば冷や飯を入れてお好みで黒胡椒や粉チーズを散らして冷やしコーンリゾットにしたり、
麺であればカッペリーニやフェデリーニなどの細いロングパスタを茹でて冷水で締めて替え玉にしたり、
米も麺も面倒な方はパンに付けて頂くようにすると、スープを余らせる事なく、かつ油汚れも減って洗い物もラクになります。
 
 
なお本品は冷製メニューですが、人間の味覚は冷たいほど塩味を感じやすく、温かいほど甘味を感じやすい構造になっているので、スープの温度次第で味の受け取り方も人によって異なってきます。
冷製スープはキンキンに冷たいのが好きという方は、冷蔵庫から取り出してすぐ注ぐようにすると良いですが、
塩味と甘味をバランス良く味わいたい方は、スープを冷蔵庫から出して15分ほど常温に置いておくと丁度良い塩梅に仕上がります。
約3Lの水を張った麺茹で用の鍋に点火するのと同時くらいに冷蔵庫から常温に出しておけば、
沸騰、麺茹で、冷水締め、タレ和えの工程で大体15分くらい経過するので、タイミング的には丁度良いと思います。
 
 
冷やしとうもろこしは近年トレンド化した夏の風物詩として都内を中心にブームを巻き起こしており、
今や物珍しさも無く冷やし中華的な夏の新定番メニューとして多くのお店で提供されていますが、味自体には定義がなくお店ごとの表現方法があるので、
冷やしとうもろこしを初めて食べるという方は、本品はあくまで「八咫烏式の冷凍通販仕様の味」として覚えておき、
機会があれば色々なお店に赴いてその店その店の味を味わってみると、八咫烏の独創性と楽しさもより感じられるようになると思います。

8

2026年09月29日

店主は守谷二郎(現・柏店)出身という事で、スープは旧モリジを彷彿とさせるビシッと醤油の効いた、キリっとキレのある旨じょっばい非乳化スープとなっています。
 
二郎直系の系譜らしく豚肉の旨味がしっかり抽出されており、塩分濃度は約3.3%と海水レベルの高さながら、
甘味に加えグルの旨味も強く効かせている為、塩味の突出はなく、全ての味が濃いという意味で二郎特有のバランス感が保たれています。
 
なお液状油も画像5枚目通りの適量(二郎基準)なので、富士丸系のような大量のアブラが苦手な方でも安心して頂けると思います。
 
 
麺は見た目平打ちの縦厚逆切り緩ウェーブで、太さは二郎直系の平均的サイズ。
説明文にワシワシ麺と書かれていますが、実店舗はその真逆で、こちらもモリジ譲りの柔らかいデロデロ麺で提供されています。
 
茹で時間は6〜8分となっており、6分でも軟らかめに上がりますが、8分しっかり茹でると実店舗と同じヤワフワプリピログニュモチのソフトなデロ麺を再現出来ます。
一方で硬い麺が好きだという方は、茹で時間3〜4分で上げると二郎インスパ系や富士丸系のようなワシゴワ麺に、5分前後で適度な硬さを残した食感に仕上がります。
いずれにせよ茹で湯は3リットル以上沸かす事が重要で、麺の冷蔵解凍も品質劣化を招くため絶対NG、必ず冷凍の状態から茹でて下さい。
 
 
付属トッピングはInスープの大判厚切りブタが2枚で、しっかりとした味染みとボリューム感。
豚肉の部位は腕が使われていますが、ウデ肉は場所により味も食感も脂の付き具合も違い、各々の商品で入っているポーションもその時その時で変わってくる為、
他者はこう言っていたけど自分はこうだったという感想が生まれるのは一般的な二郎あるあるです。
またブレというのも存在するので、二郎系のブタは肉ガチャというか福袋みたいなノリで楽しむのが正解です。
 
ちなみに今回の商品には脂身が軟らかくホロホロに崩れる上腕部と、繊維質の硬いパサついた肩芯という、肉質の異なる別々の部位が1つずつ入っていました。
自分は肉の旨味が抜けた塩辛い端豚が好みではなく、肉の旨味が逃げておらず味染みも程良い中央部が好きなので、個人的には大当たりです笑
 
 
なお背脂はほぐし豚入りの味付黒アブラとなっています。
富士丸系のブタカスアブラとも似ていますが、こちらの黒アブラは醤油味が濃く、崩れブタもたっぷり。
つけ麺のように別皿に取って麺をディップする食べ方もありますが、やはりヤサイにかけて頂くアブラサラダとの相性が最高に抜群です。
 
 
また二九六のスープは他の二郎系同様ヤサイトッピング前提の塩辛さに設定されており、素の状態だと猛烈にしょっぱい為、
上記のアブラサラダを楽しむという面も含め、ヤサイだけは最低限用意したほうが良いです。
 
ちなみに実店舗のヤサイはうっすら味の付いたクタヤサイとなっているため、再現性を高めるのであれば、
もやし1袋(200g)につき水1Lを沸騰させ、そこにコンソメキューブ1個(顆粒5g)を溶かし、もやしと適量のキャベツを投入、
軽くかき混ぜ蓋をして、再沸騰したら火を止め10分ほど置いておくと、実店舗の味に似たような薄味付クタヤサイに仕上がります。
 
コンソメが無い場合は鶏がらスープの素や中華だしの素で代用出来ます。いずれもない場合は塩を使って下さい。
ちなみに調味料のほかスープの液状油を大さじ一杯ほど加えて茹でると、富士丸風の味付クタヤサイを作れます。
 
 
二九六は新発売というか以前も宅麺で販売されており、店舗再移転のタイミングで嬉しい再販となったようですね。
醤油キレキレの非乳化豚肉スープ&飲めるようなデロ麺の組み合わせという、三田、柏、千住、川崎、西台あたりの直系に通っているジロリアンが特に好むタイプで、
二郎インスパイアというよりも旧モリジの面影がそのまま残っているので、まずは麺を柔らかめに茹で、ヤサイもクタ煮にして、亜流のインスパ系とは違う二郎直系の流れを汲む本物の味を自宅でも再現したいところです。

12

2026年09月09日

スープは大量の豚腕肉の旨味が凝縮した二郎直系スタイルの豚醤油。
画像通りの非〜微乳化タイプで、表層部には大量の液状油と固形背脂が浮いているため、麺の上部から食べていると味が薄く感じるかもしれませんが、
塩分濃度は約3.6%と海水よりも高い超ショッパーで、スープの底からよく混ぜながら頂くとしっかりとした塩味を感じられるようになります。
また混ぜている内に麺のデンプン質により乳化が進み、塩味のシャープなキレが取れてまろやかな味わいに変化します。
 
麺は自家製でややウェーブ掛かったワイド型太ストレート。
逆切りのザラザラとした麺肌がスープによく絡み、オーションの風味とゴワボキの強い噛み応えが強いパンチとインパクトを生んでいます。
太さ的には店主出自の目黒二郎と同じくらいの平均的な太さですが、昨今の二郎インスパイア系の麺は超幅広化したものが多いので、それらを比較対象にしてしまうとやや細めに感じるかもしれません。
 
またスープは若干少なめですが、それ以上に麺が多過ぎるので、麺がスープに沈みきらずに水面から盛り上がったフォルムになります。
宅麺丼などの小さい丼だと盛るのも食べるのも難しくなるので、なるべく大きめの丼を用意しておくとよいです。
 
付属トッピングはInスープでウデ肉のブタが2枚。小ぶりなので麺に比べ肉のボリューム感に欠けますが、ホロホロと柔らかく、味付けに関してもヤサイと相性抜群です。
また辛いものがお好きな方は生唐辛子が良く合います。私は中津川の農家さんから頂いた伝統野菜のあじめこしょうを合わせてみました。
 
ポン酢は夏場と冬場で仕込みが変えられており、本品は柑橘果汁のフルーティな甘酸っぱさが特徴の夏仕様となっています。
スープに直接入れてもよいですが、スープに加えてしまうと味が元に戻せなくなるので注意です。
別の方法として、別皿に取って生卵も落としたポン玉にして麺を付ける食べ方もあり、
この方法だとスープ本体の味を変える事なく、酸味もまろやかになり、さっぱり爽やかに頂く事が出来るので、個人的にはお勧めです。
 
またつけ麺にする場合は、スープにポン酢を好みの量だけ加える事で、酸味と甘味によるすっきりとしたつけスープが出来上がります。
 
のスた(元:凛@大井町)は東京のラヲタなら誰でも知っているレベルの超有名店で、太麺ポン酢も昔からの人気メニューとなっています。
個人的には細麺塩が好きなので、そちらのリリースにも淡い期待を寄せています笑
 
 
なお麺量は350gの表記ですが、実際は450g前後と3人分くらいあり、中華麺は茹でると約1.6〜8倍に増える計算になるので、熱湯は必ず大きい鍋で3〜4リットルほど用意しておきましょう。
 
これより湯量が少ないと再沸騰までに2分近くかかり、α化が進まず、対流が起こらないため茹でムラが生じ、
更に菜箸で混ぜてしまうと麺が傷付き歩留まりも悪く、また茹で湯も濁るため麺表面に粘りが出る上、かんすいの臭みも残ってしまいます。
 
ちなみに麺を茹でる際に使用する鍋は、カレー作りに使うような一般家庭にある両手鍋であれば4リットルくらい入るので、そちらを使うとよいです。
小さい手鍋だと茹でている内に麺が膨張しキツキツになって麺肌がドロドロに溶け、味も見た目も実物と全く別物の酷い仕上がりになるので絶対にやめましょう。
 
 
<残ったスープの活用法>
①ガッツリ系豚丼
1. 残ったスープの粗熱を取ってから一旦冷蔵庫で冷やします
2. 2〜30分ほどで脂分が表面に白く固まるので、脂だけを取り除き、下のスープを手鍋に移します
3. そこに一口大の豚こま肉100g、くし切りした玉葱30gを加えて煮立たせ肉に火を通します
4. 丼にご飯をよそい、煮込んだ肉と玉葱を乗せればG系豚丼の出来上がりです。生卵、紅生姜、七味唐辛子などはお好みで
5. なお煮込んだ後に溶き卵を加えて固めると他人丼になります
 
②ポークビンダルー風スープカレー
1. 丼のまま残ったスープにカレー粉(固形ルウではないパウダー状のもの)大さじ2杯を加えて溶かします
2. 豚こま肉や玉葱スライスなど好みの具材を加え、ラップして500Wで2分加熱します
3. 肉に火が通っているのを確認し、ライスを投入すれば、酸味の効いたポークビンダルー風スープカレーの完成です。鰹節と長葱を加えウドンを入れると和風カレー南蛮になります
 
なお箸を付けたスープは傷むのが早く、冷蔵保存すると翌日には味も臭いも落ち、食中毒のリスクも出てくる為、
出来れば当日中に消費し、難しい場合は惜しみつつ廃棄する事を強くお勧めします。

23

2026年09月09日

スープは大粒の豚背脂がたっぷり浮いた微乳化タイプで、画像5枚目の通り液状油が約半分を占めていますが、実店舗で頂いた時はもう少し乳化が進んでいました。
シェイクが足りないと非乳化のように感じてしまうので、しっかり振って再乳化を促してから開封しましょう。
 
コラーゲンも溶け出した濃厚な豚出汁は旨じょっぱくてコク深さもあり、つけ麺仕様にチューニングされた甘味と酸味の配合も非常にバランス良く、
甘味酸味が立っているというより寧ろ塩味旨味を引き立てるようなサポート役として機能しています。
なおブラックペッパーと七味のピリっとした辛みもあり、七味の陳皮がフルーティな爽やかさを演出しています。
 
ちなみにスープはラーメン並みの量なので、ヤサイもトッピングする事を念頭に置いた上で、親子丼や牛丼に使うようなサイズの丼を用意しておいたほうが無難です。
 
麺はオーションを使用した自家製緩縮れ平打太麺。
二郎インスパ系では平均的な太さながら、二郎直系のようなモチムチのソフトな弾力で、麺量も350gと一般的なラーメンの2杯分以上はあるため、2人でシェアしても丁度良いくらいのボリュームです。
 
なお一般的なつけ麺のように普通に麺を浸すだけだと表層部の油しか拾わず薄味に感じる場合もありますが、実際は海水並みの超高塩分濃度なので、
豪快にドブ付けして底の方からブタやヤサイと一緒に引き上げるような食べ方をするとよいです。
 
あと麺の洗い方は冷水の中で泳がすようにするだけで中華生麺のぬめりは充分に取れます。
素麺や蕎麦の乾麺のようにこすり合わせて洗ってしまうと麺表面が溶けて更にぬめりが出る上、
角が削れて丸っぽくなってしまうので、生の中華麺に関しては優しくソフトに扱ってあげて下さい。
 
付属トッピングはInスープで、HEROのシンボルとも言えるうずら味玉が1ヶと、ぶつ切りにされた大粒のゴロゴロブタがゴロゴロと。
ブタはバラ肉ですが、ロールチャーシューや角煮などに使われる三枚肉のほうではなく、こちらは肩バラという部位で、ホロホロに解れる肉々しい食感と濃厚な旨味が特長となっています。
 
生姜の効いた二郎桜台のつけ麺とは一味違ったオリジナル要素のあるつけ汁で、とにかくオイリーなので、ヤサイとニンニクはガッツリ用意しておきましょう。
大量の液状油が苦手だという方は適度に掬い取るのも良いですが、取り過ぎてしまうと強烈な塩味がダイレクトに襲ってくるようになるので注意です。
 
 
なお麺は塊状に冷凍されているためやや解れ辛くなっていますが、無理に解そうとして茹で直後から箸でつついたりすると麺が傷ついて短く切れたりするので、
もし固まっているなと感じたら、茹で始めから最初の5分くらいは完全放置し、5分を過ぎたあたりから軽く解すようにすると、品質を落とさず茹でムラもなく上手に仕上がります。
 
また解れにくいからといって冷凍生麺を冷蔵解凍するのは、料理の基礎知識として太麺細麺に限らず基本的に絶対NGです。
麺のタイプの違いもありますが、解凍すると鮮度も風味も落ち、水分が飛んで乾燥し、含水率の変化が加水率にも影響を及ぼす上、結露の発生及び再吸収によって食感もガタ落ちします。
 
結果として実店舗の麺と違う劣化した状態になってしまいますので、素人判断はせず、チラシの作り方に従って、必ず茹でる直前まで冷凍庫で保管し、取り出したら間髪入れずそのまま熱湯に入れて下さい。
 
二郎系のような極太麺でも、茹で湯の量(3〜4L)、火力(蓋をせず強火で沸騰状態キープ)、茹で時間(リーフレット記載)をちゃんと守っていれば、冷凍状態で芯が残る事はありません。
芯が残るのは冷凍が原因ではなく、鍋の小ささと茹で湯の量の少なさと火力の弱さが主な原因です。逆に解凍してしまうと茹で時間も狂ってくるので要注意です。
 
但し店主からの冷蔵解凍の指定がある場合は必ず作り方に従って解凍しましょう。
また家系麺に関しても麺同士の付着が強く、通常の茹で方でも解れない事が多いため、念のため冷蔵解凍後に麺を解してから茹でる方法も推奨されています。

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