とら食堂「手打中華そば」すべてのレビュー

全2件のレビュー中 1-2件目


Souma's Daddy ・50代/男性

2025年07月30日

西国分寺の「孫市」のご主人の出自がこちらのお店。
ということで、当たり前かもしれませんが味の方向性はとてもよく似ています。
鶏油の香り、具材の構成、全体のバランスまでそっくり。
確か孫弟子さんにあたるのだとか。

唯一と感じる違いを挙げるなら、塩味。
こちら本家の方がやや強めに感じましたが、個人的にはこのくらいの方が好み。
麺に注目が集まりがちですが、スープも相当な実力派で後を引く旨さ。

麺は中太縮れでもちもちピロピロ。
適度な歯ごたえが心地よく、めちゃくちゃ旨い。
これはもう唯一無二の存在感。

具材は豚チャーシューが3枚、メンマ、ナルト、海苔が2枚、青菜。
チャーシューは部位や仕上げ方まで孫市と瓜二つの印象。

旨味たっぷりのスープ、豪華な具材、そして唯一無二の麺。
三位一体の完成度で、大満足の一杯でした。

ごちそうさまでした。

1

2025年07月23日

スープは豚と鶏のガラを沸かさず丁寧に炊き上げた醤油清湯。
くっきりと澄んだあっさり仕立てで、塩分濃度は約2.0%と濃口醤油の塩味もしっかりと効いています。
 
麺は自家製の平打中太縮れ手打ち麺。
多加水の熟成された瑞々しいブリッブリの弾力と青竹打ちによる強いコシ、ツルツルの滑らかな麺肌に手揉みによるピロピロとした不規則な縮れが特長。
 
麺の解凍は説明書きにある通り、調理前日からの冷蔵解凍が推奨で、茹でている間も麺には構わず、対流で自由に泳がせて下さい。
麺を解そうと箸で弄ったり混ぜたりすると、麺に傷が付いたり短く切れたりするので、余計な世話は不要です。
 
付属トッピングはほうれん草、ナルト1枚、有明海苔2枚、メンマ3本、チャーシュー3枚と豪華な顔ぶれ。
メンマはコク深くコリコリの食感で、チャーシューは楢炭でじっくり焼き上げた香ばしいモモスライス。湯煎だとギシギシに硬くなるので流水解凍がお勧めです。
 
言わずと知れたとら系総本山の元祖白河ラーメンですね。とにかく麺が命なので、解凍と茹で方には特に気を配って優しく扱いましょう。

15