元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢ですが、現在はシンプルな中華そばに好みが落ち着いています。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

  • レビュー数 500
  • 役に立った数 190

2022年06月05日

アカギは富士丸の西新井店元店主が加入して今の味にリニューアルしたお店です。
なのでスープは二郎というよりも富士丸チックな微乳化甘め液状背脂タップリな構成で、どっしりと厚みのある豚肉出汁。また富士丸同様に塩味がキリリとしているので、溶き卵のスキヤキ風がよく合います。
ブタカスアブラもブタと同パックで付いてきますが、液状アブラも100ccくらい大量に浮いているので、スープに到達する前にまずアブラを味わう事となります。
麺はオーション使用の低加水平打太麺。うねりが強く太さも標準的ですが、富士丸や他の派生店よりも麺の密度が高く、最後までゴワムチ食感を保ちます。
ブタはバラ肉のように芯で巻いたウデ肉ロールが2枚。煮すぎずに適度な食感を残しており、旨味も逃げておらず、また味付けも淡めなので、ウデ肉自体の味わいを存分に感じられるようになっています。
ガチャ○ンさん時代の西新井とも微妙に違いますが、富士丸の残り香もオリジナリティも十分感じられるガッツリ系の一杯になっていると思います。

0