2025年11月18日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています
2025年11月18日
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スープは荘グループ系の富士丸インスパイアですが、コンディションはほぼ非乳化状で、塩分濃度は約4.4%という海水をも遥かに凌ぐ超絶高塩分なのですが、
スープのほぼ半量が液体油で占められているため、この強烈な高塩分さえも味覚に感じにくいというトラップになっています。
味が薄いと感じたら、それは油ばかり口にしている状態なので、麺を入れる前にも後にもスープを丼の底からしっかりと混ぜてから頂いたほうがよいです。
麺は加水率低めのワイド型角刃太ウェーブ。
俺道は久々に頂きましたが、カットが深掘りの逆切りになっており、熟成度含め以前に比べて一昔前の富士丸麺にグッと近付いたイメージ。
付属トッピングはブタ1枚と味付背脂が3種。
ブタは約1cm厚の大判ウデ肉で、噛み応えのあるしっかりとした食感に、二郎インスパの中では比較的やや薄めの味付け。
味付背脂は醤油味、トマト味、カレー味の3タイプ。ブタカスも微量ながら其々に含まれています。
使い方は色々で、ヤサイにかけたり、つけ麺風に別皿にするなど、食べ方はお好みで。
醤油アブラは通常の味付カスアブラで、ブタも一緒に入れられており、スープとは別にパックされています。
トマトアブラは醤油味にトマコンとトマトピュレを加え、トマトの風味と甘味、旨味、仄かな酸味を効かせてあり、3種の中で1番さっぱりとしています。
カレーアブラは醤油味に一般的なカレーパウダーを混ぜた感じの、ごく普通のカレー風味でした。
液体油に固形脂を上乗せしたアブラまみれになるトッピングで、味云々というよりも、とにかくひたすら大量の油と塩分を口にし続ける荒業になると思います。
俺道実店舗製のため、容赦や手加減といった概念が良くも悪くもブっ飛んでいますね笑