2026年01月14日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています
2026年01月14日
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スープは煮干と鰹をベースとした魚介メインの無化調淡麗醤油清湯。
本枯節の上品でクリアな風味と煮干のビターな香ばしさがバランス良くまとまっていますが、香りに重みはなくフワっと抜けていくような感覚で、やや多めに浮かべられた鶏油の風味と旨味が全体にまろみと厚みを与えています。
反面、塩分濃度は約2.4%と家系並みに高く、Brix値も高めで、味付けは結構な濃い口。
麺ありきの役割というイメージで、スープ単体で飲み進むにはちょっと喉が渇くかな、と個人的には感じました。
麺は自家製のスクエア型角刃中細ストレート。
加水率が低くコリパツの食感で、茹で時間が短いとα化が不十分となり、長いとスープの吸い上げが弱まり一体感が薄まるという、やや扱いの難しいタイプです。
茹で始めてからもお湯の温度が下がり過ぎないよう大量の熱湯を使い、指定時間を守ってスピーディに茹でましょう。
付属トッピングはInスープで豚バラスライスのチャーシューが2枚。
箸でホロホロと崩れるような軟らかい薄スライスですが、Inスープのため魚介の味まで染み込んでしまい、本来の味を再現出来ずな点が少々残念でした。
とにかく素材の良さが光る、滋味深く香り高い逸品ですが、スープの温度と麺の茹で方でガラッと変わるデリケートな面もあるので、調理は手際良く丁寧に行いましょう。