2026年10月28日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています
2026年10月28日
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スープは動物ベースの淡麗醤油清湯。表面は香り豊かな鶏油が旨味の蓋を作っており、全体的に鶏の厚みがどっしりと感じられます。
塩分濃度は約3.1%と非常に高いですが、塩辛さだけではなく醤油のキレとコクもあり、爽やかな酸味も相まって後味はすっきりとしています。
また奥行きの中に感じる乾物の風味により、どこか蕎麦つゆのようなイメージも想起させられます。
麺は緩くウェーブした多加水角刃平打太麺。
シルキーでツルツルなめらかな麺肌と、もち小麦を配合したようなフワッフワかつモッチモチの弾力とコシの強さが特徴的で、瑞々しい甘味も噛むほどに味わえる極上の逸品。
昆布水は糸を引くようなトロみと程良い塩味があり、麺にコーティングを施す事でスープの強い塩味を適度に抑え、
味をまろやかにすると共にグルタミン酸とイノシン酸の旨味の爆発を起こします。
まずは昆布水と麺だけで頂き、次は海塩を付けて味わい、次にスープへ半分ほど浸し、最後にしっかり漬けて頂くと、何段階もの味の変化を1食で楽しむ事が出来ます。
付属トッピングは低温調理レアチャーシューが2枚。豚ロースのハーフカットで、黒胡椒のスパイシーな香りと塩味甘味のバランスが良く、豚肉の旨味をストレートに引き出しています。
赤身側はそのまま頂く事でレアチャのしっとりさっくりとした食感とジューシーな旨味が味わえ、
脂身側はスープに浸しておく事でスープに豚脂の成分が溶け出し、旨味のブーストとして機能してくれるようになります。
所謂神奈川淡麗系の醤油つけ麺で、深みがありつつあっさりさっぱりとしたキレのあるスープも素晴らしいですが、
何より特筆すべきはこの平打麺で、味、食感、スープとの相性含め、全てにおいて格別のポテンシャルを持っていると思います。