MEN YARD FIGHT「トムヤムラーメン」すべてのレビュー

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2025年04月30日

店主は元蓮爾登戸店店主という事で、スープは登戸店のような液状油タップリの微乳化豚醤油がベースとなっており、そこにトムヤムペーストが加えられています。
元のスープがかなりの濃口な上、更にトムヤムペーストが上乗せされている為、塩分濃度は約3.0%と海水に近く、
糖分濃度は約29.1%とフルーツ缶のシロップ並で、ヤサイ無しで食べるには到底ムチャなレベルの塩味甘味となっています。
ただトムヤムペーストのキリッとした酸味、フルーティな香り、爽やかな辛味により、油分の重さは些か中和され、後味は比較的スッキリとしています。
 
麺も蓮爾ばりの超々極太麺。ケーブルのようにパンプアップされたゴツゴツのマッチョサイズで、指定時間通りに茹でても麺内部までα化せず、白く芯の残った蓮爾のようなボキボキ状態となりますが、
だからといって更に茹で続けると表面がデロデロに溶けてゆくので、茹で時間は10〜18分程度に留め、この麺は芯が残るものと思って楽しみましょう。
 
付属トッピングはホロトロに軟らかく煮込まれたブタブロックが2つ。
部位はウデバラミックスで、こちらも超濃口となっており、麺やスープに負けないインパクトを残しています。
ウデのほうはプルドポークのように崩れていましたが、その分余すことなく味が染み込んでおり、ヤサイをたっぷりと食べられます。
 
宅麺ラインナップの二郎インスパ系トムヤムアレンジは豚星からも販売されていますが、豚星とは醤油の使い方などにも違いがあり、各々で異なる個性を楽しめると思います。
次はゼンゼンのトムヤムにも期待してよいですかね?笑

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