元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢ですが、現在はシンプルな中華そばに好みが落ち着いています。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2021年12月02日

スープは好来系にしては濁りのあるタイプで、好来道場より出自の陣屋に近く、更にたっぷりの液体脂で覆われています。味自体はふくよかな鶏ガラをベースに豚骨と玉葱の甘味、そこにニンニクと酸味がスッキリと効いています。
麺はやや長方形の角刃太麺で、もっちりポクポクとした食感。カットはスープとの相性と啜り心地を考えて短めなので、麺は長ければいいと思い込んでいる方には好来系の味は理解出来ないでしょう。また実店舗の味を再現するなら指定時間通り茹でる必要がありますが、デフォが軟めなので、カタ麺好きなら5分位で充分です。茹でながら好みの硬さを確認するといいかも。
付属トッピングは2種。チャーシューめん専用に仕込まれたチャーシューは同系の中では厚めのスライスで、表面をこんがり焼いた赤身しっかり脂身とろりの大判バラロールが5枚。メンマは太めのシャキシャキ食感と発酵匂で、5本綺麗に並べてパックされています。どちらも濃すぎず薄すぎず絶妙な味付けで、一品料理として満足度は高いです。
ラーメンも塩分が程よくコックリと優しい味わいで、オイリーながらもグイグイ飲めます。藤味亭の販売はかなり嬉しいですね。

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