元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2021年12月30日

店主は鷹の目出身ながら、飾りの鳴門巻からも分かる通り、味は富士丸系のNo11リスペクトです。
という事でスープはNo11に似た感じの、液状背脂のたっぷりと浮いた微乳化タイプ。醤油がキリッとしつつも甘味旨味も効かせた味は正にといった感じ。塩気はやや強めですが、二郎系基準では平均的なレベルで、特に塩辛い部類には入りません。
麺はオーション使用の低加水平打ち緩縮れ太麺。やや細めな形状と歯切れのよいモチピロ食感もNo11に似ている部分がありますが、こちらの麺は茹で方や時間で結構食感が変わってきます。
ブタは厚めのウデが2枚。赤身部分で硬めのややパサに当たりましたが、味付けはしっかりなので、ヤサイと良く合います。
付属のアブラは白アブラでした。以前宅麺で頂いたトマティーナが美味しかったので、その後実店舗にも行ってみましたが、その時は味付アブラだったので、今回はたまたまかもしれません。
ちなみにヤサイはクタ気味にしたほうが再現度が高くなります。富士丸系がお好きな方、トマティーナがストライクだった方は特に満足出来ると思います。溶き卵を片手に楽しみましょう。

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