元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2022年08月29日

つけ汁は濃厚な動物系のコクと強い旨味、そこに甘味とピリっとした辛味がアクセントに効いています。塩分も強く量もタップリなので、ヤサイも多少は用意しておくとよいです。
また液状油も大量で桐龍独特の香りもありますが、この匂いが苦手な方は表層油を掬い取ると多少は緩和されます。桐龍のスープは乳化していないので、いくら振っても油は分離します。
麺はコマG麺ならではの平打極太縮れ麺で、冷水で〆るとゴワ感が和らぎプリモチの弾力が生まれます。またあつもりは二郎系の低加水麺だと通常の麺以上に品質が劣化し鹸水の臭みが出ます。
付属トッピングは別パックの背脂粒、七味唐辛子、魚粉。二郎系に魚粉は味が魚に支配されゴチャつくため汁なし以外は不向きですが、ここではヤサイの味付けやスープの臭み消しとして使用出来ます。
ブタはInスープで角材カットのプリトロ食感なウデバラがゴロゴロと。濃口なのでヤサイと良く合います。
つけ麺は一年振りでしたが、実店舗では生卵と生姜をいつも追加しています。麺につけ汁を和えて混ぜそば風にしたり、そこから溶き卵でスキヤキ風にしたりと色々な楽しみ方が出来ます。

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