元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2023年01月10日

スープは豚鶏白湯に煮干を上乗せした、まろやかなニボニボタイプ。
手羽やモミジなど大量の鶏ガラによるゼラチン質たっぷりのねっとりとした白湯は丁寧に濾されており、ザラつきはなく非常に滑らかな口当たり。
そこに背黒中心の苦味、塩味、旨味、風味が交わり、ビターでまったり且つキレのある煮干感満載の超濃厚な味わいに作り上げられています。

麺は全粒粉入りの多加水角刃太麺。
まず冷たく締めた麺だけで頂くと、その香りと甘味、もっちりとした食感が楽しめます。
次に熱いスープに浸す事で、対比効果により麺の甘みが更に際立ち、味、香り、食感の変化を感じる事が出来ます。

付属トッピングは厚切りのバラスライスチャーシューが1枚。
食感は非常に軟らかく、醤油ダレでコク深く味付けされています。煮干系では人気のタイプですね。

煮干つけ麺としてはエグみも抑えられており、ニボラー的にはマイルドな部類です。
ただ宅麺商品内では上位クラスのニボニボなので、大人向けというか、初心者さんやお子さんだと、苦い、しょっぱい等クセを強く感じるかもしれません。

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