元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2023年04月17日

スープはややとろりとした豚ベースの動物系白湯。しっかりと乳化した油分からはバラ脂っぽい旨味と香りが感じられます。
ゼラチン質も溶け出したコラーゲンたっぷりのまろやかな口当たりで、塩味、旨味、甘味も各々調和しています。
麺は中加水のもちもち角刃中太ストレートで、スープとのバランス、絡みも上々。
付属トッピングは茎と穂先の繋がった1本メンマ、厚めにスライスされた肩ロースのレアチャーシュー2枚。
低温調理なので流水解凍するとよいです。熱湯湯煎してしまうと味も香りも崩れて調理ミスします。
豚骨はガラ粉が沈むくらい力強く煮込まれていますが、風味を残しつつ臭みはしっかりと消されています。
鶏の出汁もしっかりと出ていますが、家系とはまた違ったタイプの、まろやか中濃な関東風豚骨醤油ですね。

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