2023年06月19日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています
2023年06月19日
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スープは微乳化タイプの豚骨醤油で、甘味のバランスも良い典型的なインスパテイスト。
塩分濃度は3.2%と海水に近い超ショッパーで、ヤサイをトッピングして薄める前提の塩辛さとなっています。
麺はオーションベースのスクエア型角刃乱捻れ太麺。
加水率34%という標準的な中加水麺で、ツルゴワワシモチの幅広い食感が楽しめます。
このタイプの麺はスープを弾く事が儘ありますが、こちらは程よく吸い上げてくれるので、一体感がしっかりと感じられます。
付属トッピングはブロック状の味付背脂と、ブタはInスープで、約3センチ幅の極厚バラロールが1つ。
味付けは淡めなので、塩辛いスープの箸休めになります。
麺は直系とも他の二郎系とも別タイプながらスープとの組み合わせが秀逸で、非常にまとまった個性的なインスパイアだと思います。
麺量はG系(ガッツリ系)だと少なめの部類で、メタボ組には物足りないかもしれませんが、
少なめコールの方や女子的には丁度よいボリュームかなという印象です。