元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2023年11月16日

スープは大門ラーメンと同じ青葉インスパイア風の中濃Wスープですが、カエシは大門ラーメンが醤油ベースなのに対し、
こちらはネギ唐辛子と辣油を効かせた、辛口の味噌ベースとなっています。
唐辛子は味的に天鷹っぽいですが、量が多い分、データ上は一般的に激辛と評される強い辛さとなっています。
塩分濃度は約1.7%と大門ラーメンよりやや高めですが、青葉インスパは基本薄口なので、他の激辛ラーメンに比べると薄味に感じるかもしれません。
 
麺は大勝軒まるいちの製麺所ならではの、大勝軒ライクなモチフワ角刃中太麺。
動物魚介で一世を風靡した大勝軒の麺と青葉のスープの組み合わせという事で、
当然ながら相性は抜群ですが、その分辛味もしっかり絡んで持ち上げてきます。
                     
付属トッピングは鰹粉とInスープの豚バラ薄スライスが6枚前後といったところ。
チャーシューなどは付かないので、肉のボリュームが欲しい場合は事前に豚小間肉を茹でておくなり自身で用意しておくとよいです。
大量の魚粉は全て入れるとバランスを大きく変えてしまいますが、出汁の濃度を上げたい場合は重宝すると思います。
                      
今回も数人で分けたので、量が少ない分辛さにはなんとか耐えられましたが、皆もギリ手前くらいの辛さだったようです。
ただ人の知覚感度にも個人差がありますので、中本の辛さでさえ平気な方であれば、多分問題はないと思います。

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