2025年09月17日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています
2025年09月17日
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スープは鶏白湯と魚介のWスープで、塩分濃度は約1.7%と濃過ぎず薄過ぎずの程良い塩梅。
鶏と魚介がバランス良く噛み合った臭みのないクリーミーな飲み口で、
しっかり乳化しつつも油分は抑えられており、ややさらりとしたあっさりまろやかな中濃タイプです。
麺は自社製のスクエア型角刃中太ストレート。立体感のある太めの正方形で、やや短めにカットされているのが特徴的。
茹で時間2〜3分とありますが、この太さと加水率では2分だと若干芯が残り食感がボソつきます。
3分でもグルテンの変性がやや不十分な感じで、4分を過ぎたあたりから強いコシが生まれ始め、5分弱くらい茹でると麺自体が持つ甘味と中力粉のモチモチとした弾力が活きるようになりますので、
熱湯は最低でも2リットル以上たっぷりと用意し、茹で加減は分単位で確認しつつ好みの硬さであげるようにするとよいです。
付属トッピングはInスープで、厚めの豚バラロールスライス、鶏ムネチャーシュー、極太メンマの3品。鶏チャはInスープのため湯煎すると火が通り、硬くなってしまうのが残念。
バラロールは実店舗のように表面を炙ると香ばしくなり、甘い脂もとろけて美味しさが倍増します。
鶏白湯魚介といってもパンチや濃度を求めるタイプではなく、味わいはあっさり柔らかで、口当たりや風味、旨味をじっくりと堪能するような一杯となっています。