2026年01月21日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています
2026年01月21日
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スープは動物中心の味噌味ですが、味からも分かる通りベースの出汁は出自の花道庵と比べて豚骨よりも鶏の割合が多く、コラーゲンによるトロっとした粘度のある乳化タイプ。
その乳化スープをラードで炒めたニンニク、生姜、玉葱、豚挽肉と合わせ、味噌と豆乳も加えてまとまり良く仕上げた、クリーミーでコク深いまろやかなあまうま味となっています。
味噌は信州白味噌と仙台赤味噌をブレンドした独自配合で、パワフルでいて優しく、濃厚なのにあっさり、こってりながらさっぱり、塩味も薄からず辛からず。
更にニンニクや生姜の香りと豚挽肉の旨味と玉葱の甘味も引き立たせるなど、全体的なバランス感覚が非常に優れています。
麺は花道庵と同じ三河屋製麺のスクエア型角刃中太ストレート。
花道庵より若干細く形状も異なる特注麺で、リボフラビンにより黄色掛かっていますが、
純すみ系の麺ともタイプが異なり、カットは中尺で、もちもちブリブリの強いコシがスープと抜群の相性を見せています。
付属トッピングのチャーシューはフワトロに軟らかく表面にこんがり焼き目を付けた香ばしい豚バラと、炭火でスモーキーに吊るし焼きしたムチムチ弾力の豚肩ロースが1枚ずつ。
蜂蜜の甘味が効いた蜜汁叉焼っぽい広東風のテイストで、どちらも分厚くスライスされており、抜群の食べ応え。
メンマは醤油の色味が濃く、まろやかな甘味酸味に滑らかな食感を楽しめます。
なおモヤシは必須のトッピングですが、二郎系のように茹でたものを乗せるのではなく、フライパンを使って強火で炒めましょう。
炒める事で香ばしく、食感もシャキシャキに仕上がり、お店の味により近付きます。
茹でたりレンチンしてしまうとモヤシの臭みや水分でスープの味がガクッと落ちるため、このスープに関してはモヤシは炒めないと美味しくならず、お店の味ともかけ離れてしまいます。
量は100g前後が適量という感じですが、実店舗では大盛りも可能なので、味の濃さを見てお好みの量を乗せればよいと思います。
全体的には冷凍の影響か実店舗に比べて多少の分離と風味の差異を感じましたが、それでもやはり抜群に美味しいですね。
花道庵とはちょっと毛色の違う味わいですが、花道庵ファンも初見の方もきっとお気に召すのではないかなと思います。
あとお腹に余裕があればライスも用意しておくとよいです。
スープと良く合う上に、チャーシューは米が進む逸品で、大きめに切ってライスに盛って温玉乗っけてネギと白胡麻散らしてチャーシュー丼なんかにすると頬っぺたが落ちます。