元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています

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2026年01月21日

スープは魚介ベースの淡麗塩清湯。
クリアに澄んだタイプではなくやや濁りがあり、あっさりながら出汁濃度の深みと鶏油のコクがどっしりと感じられます。
 
前面に出ているのは二枚貝、特にあさりの風味と旨味がしっかりと抽出されており、
煮干の主張は抑え目ながら白口の上品な甘味が伝わり、塩味にカドの無いまろやかな旨みスープとなっています。
 
塩分濃度は約1.8%で、醤油、黒炊き、貝塩の三品中では一番低めのようですが、
その分出汁の旨味がクッキリと押し寄せてくるように感じます。
 
麺はスクエア型の角刃細ストレート。
加水率は低めながら、煮干スープによく使われるザクパツ食感の麺とは一味違い、しなやかでハリのある麺肌とコリプリの強いコシにアシの長い伸縮性があり、
スープに合わせて加水率からボーメに至るまでかなり微細に調整されている事が持ち上げからも伝わってきます。
流石の菅野製麺所クオリティですね。
 
付属トッピングは板海苔とレアチャーシューが1枚ずつ。
レアチャは豚肩ロースのスライスで、モッチリとした弾力に、ブラックペッパーと生姜の効いた独特の風味が印象的です。
熱が通る前のフレッシュな状態で味わうもよし、スープに浸して脂身の旨味を溶かし出すもよし、食べ方はお好みで。
 
とにかく貝の風味と煮干のコク深さが半端ないですね。麺との相性も傑出しており、かなり緻密に構成されている事が容易に理解出来ると思います。
口の中で潮干狩りをしているような感覚というのは流石に言い過ぎかもしれませんが、まさに磯の香りに満ちた一杯です。

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