元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています

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2026年07月22日

スープは伊吹らしく煮干の苦味エグみも抽出したビターなニボニボですが、そこに豚の旨味とコラーゲンのまろみ、
ニンニクとブラックペッパーの程良い刺激が効かされており、塩分濃度も約2.6%とかなり高く、非常にパンチの強い味となっています。
 
スープに入っている豚挽肉は、ニンニク、高知県マルサ醤油の「濃口一番搾り」という旨味とコクの強い濃口醤油、同じくマルサ醤油の「茂平味噌(米みそ)」というまろやかな甘味の淡色味噌を使った肉味噌となっていますが、
湯煎する事により肉味噌の味と旨味がスープに回り、味噌の深みとニンニクの風味も加わったコクうまな完成形になるセルフクッキングの要素も含んだ仕掛けになっているようです。
と言っても味噌ラーメンになる訳ではなく、あくまでもベースは煮干が前面に出た濃厚なブタニボです。
 
麺は三河屋製麺の低加水角刃中細ストレート。
スープを最も持ち上げる形状の麺で、濃厚ブタニボスープにガッツリと絡み、ザクパツの歯切れの良さが食感にアクセントを与えています。
 
付属トッピングはInスープで、肉味噌の他に角煮状のごっついチャーシューが2個入っています。
チャーシューは脂身ねっとり赤身ブリブリの噛み応えあるタイプで、味付けも濃く、豚臭さも残っています。
 
具材は肉がたっぷりで、肉もスープも塩味が強いので、沢山食べられる方はライスもあると良いかもです。
またチラシには追トピなしでそのまま味わうのがお勧めとありますが、かなり塩辛いので刻み玉葱はお好みで入れても良いと思います。
 
伊吹実店舗に行かれている方ならお馴染みのビターな煮干感と塩辛さですが、宅麺商品のマイルド仕様な伊吹しか食された事のない方だと、本品はちょっとクセ強に感じるかもしれません。
煮干の苦味とエグみも旨味と捉えられる方や塩味の濃い味がお好きな方向けで、ハマる方は中毒的に引き込まれると思います。ただそのどちらも苦手という方は自己責任で。
逆にニボニボ慣れしたニボラーだと煮干感は寧ろ控え目な部類に感じるレベルだと思います。

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