元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています

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2019年11月02日

実店舗は1度だけ、白を頂いています。んでスープの出汁は白も黒も魚介オンリーで、支那そばややロックンビリーS1のようにたっぷりの鶏油で覆われています。丁寧に掃除された鰯煮干と本枯もデリケートに煮出されており、雑味がなくクリアな風味と醤油のコクだけが残ります。麺はしなやかで喉越しの良い全粒粉のストレート細麺、チャーシューは店舗だと低温調理のレアチャーで豚肩ロース2枚と鶏胸肉1枚ですが、宅麺だとしっかり火の入った皮付きの豚バラスライスが2枚。ただ1,180円もするので店舗同様に味玉・ワンタン入りの特撰(店舗価格1,050円)かと勝手に思い込んで注文したら、中身は通常メニュー(店舗価格800円)のほうでした。しかもチャーシューは調理法も食材も量も店舗と異なる冷凍パック仕様。これで店なら800円の品を宅麺だと400円近く高く取るのは人気店といえど少々殿様というか足元を見られている気がしますね。そんな味玉ワンタン無しの廉価チャーシュー&メンマ2本で特撰より高い1,180円+送料に見合う満足感が得られるかは個人の価値観次第ですが、遠くに引っ越したけど食べないと死んじゃう、ってならない限りはもう宅麺では買いません。

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