元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2019年11月30日

麺は酒井のモチモチ弱ウェーブ平打太麺で、トッピングは肩ロースチャーシューが1枚と海苔3枚にほうれん草。
六角家系のスープは強い豚骨臭とたっぷりの鶏油に濃い目の醤油味が特徴ですが、移転前は顕著だった豚骨臭も今回は感じられず、カエシもライトで六角家系とはやや異なるクリーミーな乳化タイプ。
蔵前時代は青丼になみなみの量が注がれていましたが、宅麺では小さいチキンラーメン丼でも余裕で収まる極少量なので、スープたっぷり派には不満が残るかもしれません。
六角家系を感じられるのは酒井の麺くらいで、スープその他に関しては移転後の蔵前家の独自色が強いものとなっています。
ちなみに調味料は分包なので、通や自作派の間で人気らしいヌキヌキ(カエシ・鶏油抜き)という食べ方も可能です。懐かしの桃桜林のナシナシみたいですね。
あと生キャベツに刻んだチャーシューと胡麻油とカエシを絡めればキャベチャーも作れるので、醤油ダレと鶏油を他の料理にも活用したいという方には色々楽しめる商品になっていると思います。

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