元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2019年12月18日

店主はこうじグループ系の麺屋青山出身で、濃厚な豚骨魚介スープは味のエッセンスとして継がれています。
なのでどろそばと言ってもベジポタやセメント系のようなドロドロではなく、天一や無極のようなボテボテでもなく、豚足やモミジ等のゼラチン質によりトロトロとしている程度ですが、豚背脂の脂肪分は少なめなのでネットリ感はあれどコッテリ感はない印象です。
麺はパツンと歯切れの良い全粒粉の低加水中細ストレート、トッピングは低温調理の豚バラスライスチャーシュー1枚と長くて軟らかい穂先メンマ2本。
スープは煮干の風味と魚醤による塩気が効いているものの嫌味な臭さはなく、こうじ系らしいマタオマ要素の強いタイプです。
どろそばという店名ほどのインパクトはなく、今の時代だと既に物珍しさもありませんが、とみ田や一燈が好きな方の口には合うと思います。

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