元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2020年02月18日

東池袋大勝軒直系を謳っていますが、要するにこうじグループの系列店で、二代目である飯野さんの東池袋大勝軒本店とはほぼ無関係です。店主も山岸さんの直弟子ではなく、こうじ系列の常勝軒にいた方だと思います。
メニューには系列店商品である二郎インスパイアの角ふじ麺もあるなど、以前各地のフードコートに出店していた山岸一雄製麺所と同じような感じのお店で、大勝軒の味とは別物で継承もしていません。
といっても山岸さんは暖簾分けフリーな方だったので東池袋大勝軒の暖簾を掲げるお店は全国津々浦々にありますし、現在ののれん会にしても守る会にしても店によって味が異なりますので、直系=山岸さんの味というバイアスがかからなければ、これもこれで大勝軒の味でいいのかもしれません。
とりあえず昔の本店と比較すると、甘味酸味が強いのだけは共通していますが、スープは大勝軒よりも魚介が弱く豚骨が強めでトロみがあり、麺は大勝軒よりも太くコシも強めのエッジが立った緩ウェーブ。
大雑把に例えるとこうじ系のスープを大勝軒で割ったような感じのイメージです。
つけ麺としては実際美味しく完成度も高いのですが、東池袋直系を名乗るとなると、本店の味を知らないで食べた方がこれを本店直流の味なんだと間違って解釈してしまうので、う~んという感じですね。
大勝軒の看板と直系という単語を都合よく利用して商売しているなぁと思います。

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