元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2020年06月08日

まろやかで優しい旨味の豚骨白湯はまさに山頭火譲りのもので、そこに煮干を上品に乗せた角のない醤油スープとなっています。20年くらい前のラーメンブームの頃に流行った味で、風来堂は実店舗も未食だったものの、食べ慣れた懐かしさを感じました。
旭川ラーメンらしい低加水縮れ中細麺はポクポクとした食感で、付属トッピングは肩ローススライスのチャーシュー3枚とミディアム食感のメンマが4本。
ただチャーシューは低温調理なので自然解凍にしましたが、熱々の状態にしなければならないラードも同包されている為、レアチャーとメンマは一旦取り出し、ラードだけ鍋で加熱して最後にスープへ浮かべました。
オーソドックスな旭川ラーメンよりもソフトな口当たりで、煮干ジャンキーの嗜好からも外れると思いますが、個人的には渋谷の山頭火に週3で行ってた若い頃を思い出して気持ち的にも満足出来ました。実店舗も次回の北日本麺ツアーで行ってみようと思います。

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