2020年06月13日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています
2020年06月13日
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幾つもの醤油をブレンドしたコク深いカエシに、1つの寸胴で複数の食材の旨味を重ねてゆく繊細なスープと、澄んだ上澄みを掬い取った上質の鶏油。中でも強く感じられるのは醤油の香ばしさと鶏の深み、ほんのり伝わる牛骨の上品な香りと二枚貝の甘味。麺は北海道の春よ恋とゆめちからをブレンドした香り立つ全粒粉中細ストレートで、喉越しも良く滑らかな食感。付属トッピングのチャーシューは今回は吊るし焼の肩ローススライスが1枚で、素材自体の肉質と甘味を楽しむ事が出来ます。全体的にはバランス型というより醤油が前に出たタイプですが、角は無くまろやかで、シャモロック特有の香りと厚みに魚介の旨味が複雑な形で下支えとなっています。大好きなお店なので、実店舗では塩か白湯をいつも頼みますが、宅麺では醤油を頂くといった感じで、使い分けをして楽しませてもらっています。でもほしちゅうの真価は醤油じゃなくて海老ワンタン塩なので、いつか塩も出してくれたらよいなと願っています。