元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2020年07月11日

表面を背脂の層で覆った煮干と豚骨のスープに、麺はやや多加水で伸びにくいモチピロ縮れ平打太麺。丸めは確か自家製麺だったと思いますが、宅麺には三河屋製麺の外注品を使っているようです。
トッピングは大量の細切キクラゲにバラロールと肩ロースのチャーシューが一枚ずつ。
カエシはコクとキレを併せ持ったタイプですが、背脂の甘味も相まって飲みやすくなっています。
燕三条系は杭州飯店で数回頂いた事がありますが、麺は丸めのほうが細く、煮干のエグみも塩辛さも比較的に抑え目なので、燕三条系独特のクセを求める人には物足りなさを感じるかもしれませんが、逆に言えばあまり人を選ばない食べやすい一杯になっていると思います。

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