元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2020年07月13日

スープはゼラチン質によりトロりとしたまろやかな乳化状で、醤油感と豚骨感は弱く甘味と旨味が強め。
麺はエッジの滑らかな角刃太麺で、加水率はやや高く、豚骨魚介やつけ麺などによく使われるタイプ。
ブタは一般的にはパイカ、沖縄ではソーキと呼ばれるアバラ軟骨で、軟骨部はトロトロに軟らかく煮込まれています。自分はラーメンにはトッピングせずに、紅生姜と七味を添えてビールのアテに頂きました。
ゲンコツ、鶏ガラ、パイカ、背脂、ネギ、ニンニクをまとめて圧力かけた感じの、J系とも家系壱系ともつかぬ優しい豚骨醤油ラーメンで、スープもパイカも味はやや濃い目ですが、ガツン度は弱いので、ヤサイは多く乗せ過ぎると水分で出汁が薄まり味がぼやけてしまうかもしれません。

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