元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています

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2020年08月26日

スープは鶏ベースで、豚骨と魚介を下支えとした濃厚清湯。とみ田のような魚粉感は無く、鶏油が効いたコク深い旨味の凝縮したスープ。化調も微妙に感じられますが、ベースがしっかりしているので嫌味はなく、良い具合に旨味の後押しとなっています。
麺は中加水の中細ストレートで、甘みがありツルっと滑らかでシルキーな食感。
トッピングはInスープで、コリッコリの極太角材メンマ3本と、アンデス高原豚を使いホロホロに軟らかく煮られた厚スライスのバラロールチャーシューが1枚。
鶏油と山水地鶏と春よ恋の組み合わせなので、とみ田の下地に支那そばやっぽい面影も感じさせるような、味わい深い一杯となっています。
とみ田にせよ雷本店にせよちばからにせよ、セントラルキッチンでこれだけの味を作れる心の味食品の生産技術は本当に凄いですね。

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