2020年09月22日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています
2020年09月22日
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味付けには麻辣醤ではなく味噌ダレが使われており、辛味は弱いものの粘度と塩分が強く感じられます。八角が香りますが、その他の香辛料は軽めで目立った特性はありません。ラー油も控え目なので油分によるもたれも少ないですが、味自体は結構濃厚です。
麺は伸縮性の強いムチムチの多加水麺で、粘り気があり、汁気の少ないタレと混ぜにくくムラが出やすいですが、潤滑剤としてラー油や生卵などを加えると滑らかに仕上がります。つけ麺の熱盛のように一度ぬめりを洗い流してもよかったかなと思いました。
炸醤は細挽き肉でやや濃い口。後はクラッシュナッツが付属トッピングとして付いています。
担々麺と炸醤麺を取り合わせたようなタイプですが、全体的な味の調和やライスとの相性など、諸々計算されている一皿だと思います。