2020年10月18日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です
・プラチナ会員ですが抽選販売はクジ運悪く大抵先着販売で買っています
・店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者として、プロの作った作品に点数など付けられないという理由で、星は基本的に全部5にしています
2020年10月18日
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まずスープはカエシが別包になっているので、自分で味の濃さを調節出来るようになっています。
ベースは魚介不使用の動物系清湯で、鴨油やゼラチン質によりややモッタリとはしているものの、油分自体は控え目なため後味はあっさりしており、旨味もたっぷり。カエシは数種の濃口醤油ブレンドでキリッとしていますが、塩分は程良いのでグイグイ飲めます。
麺はやや平たく、ツルツルと喉ごしの良い自家製中太麺。加水率はさほど低くもありませんが、この麺に関しては3分位の硬めに茹でたほうがスープを吸い上げて味の絡みが良くなります。
トッピングはInスープで、シャキシャキ食感のメンマがたっぷりと、チャーシューは香ばしい吊るし焼き肩ローススライス&軟骨部が溶け出した軟らかパイカの2種類。
ファミリー層がターゲットのお店ですが、味の構成は実は結構マニアックで、お子さんでもラヲタでも楽しめるラーメンになっていると思います。