元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2021年01月24日

スープはクリアに澄んだ角の無い清湯で、香ばしい焼きアゴなど煮干の風味がふくよかな丸鶏の旨味と鶏油に包まれて、独特の清涼感を醸し出しています。カエシの構造上、同店の醤油よりも魚介感は比較的に抑え目となっていますが、その分塩と昆布の旨味を力強く感じ取る事が出来ます。
麺は自家製の超多加水手もみ強縮れ中太麺。モチピロの瑞々しい食感と甘みがあり、実店舗では40秒程度であげられていると伺いました。
付属トッピングはしっかりと下味が施されたホロホロの肩バラチャーシュースライスと、そのタレで味付けされたシャキシャキの薄切メンマ。
カエシ、スープ、麺と全体的にパワフルかつデリケートに組み合わされており、一杯としてのまとまりと一体感はまさに非凡。ただ各食材の持ち味を活かした構成になっているので、濃口こってりが好みな方だと理解し辛い味かもしれません。

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