元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。菜箸で何度も触れるのは麺に傷が付きデンプンが出て逆効果なので、コツとしては思い切って麺を取り出し、水分をキッチンペーパーで吸わせてレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2021年07月18日

スープは武蔵家のベースとなる濃厚豚骨ですが、カエシはたまり醤油を軸とした塩辛い富山ブラック風となっており、独特の甘味とコクも感じられます。が、ベースはあくまで武蔵家なので、豚骨臭と鶏油もしっかり効いています。
麺は通常のラーメンと同じ、家系仕様の短尺平打中太ストレート。家系麺は軟めのほうが豚骨醤油スープと良く絡みますが、この富山ブラック風に関しては硬めにしてスープを吸わせたほうが味の変化を楽しめると思います。
付属トッピングはやや大きめの厚切りホロホロ肩ローススライスチャーシューが1枚と、ほうれん草と海苔が1枚。これは10枚付かないんですね(笑)あと粗挽きの黒胡椒もたっぷり付いてくるので、量はお好みで。
こってり濃厚な富山ブラックという感じで、しょっぱいものの大喜のような塩辛さはなく、食べやすいというか純粋に美味しいなぁと。あと刻んだ新玉葱をトッピングしましたが、甘味がスープの塩気と相性抜群でした。

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