だーらは

40代/男性

子供が生まれるまでは、朝から並ぶラーメンペロリストやってました。コロナをきっかけに宅麺を利用することとなりましたが、思っていた以上のクオリティによく利用しております。
煮干しが好みですが、大体なんでも美味しく頂きます。
悩みは心から旨いと思える味噌ラーメンに未だ出会えていないこと…

  • レビュー数 71
  • 役に立った数 10

2023年09月19日

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

泡系の名店が、法隆寺エリアへ進出。
あいかわらず、トンチキじゃないですな~。

麺がなかなか秀逸。
加水はめちゃ高いのですが、このブリブリと
もっちりとした食感はすごいと思う。
角ばったやや平打ちの麺は、弾まんばかりの弾力。
うまい。

スープも相変わらずのトロリッチ感ですね~。
5分おきに混ぜながら、8時間炊き上げた、
国産鶏ガラ&豚のベーススープ。臭み皆無。
うまみには、貝柱と昆布の塩タレを加え・・・
その塩も6種類をブレンドしているそうな。

きめ細やかでトロリとした旨スープが
舌の上で転がっていくような感覚・・・
しっとり濃密。
まさにポタージュです。

うまいですね。

流石は奈良の誇る名店です。

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2023年08月20日

自家製麺 伊藤 肉そば(ラーメン・煮干し) ニボラーにはノスタルジックな一杯

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

云わずと知れた煮干し界の侯爵一家。
角館本家の弟の次男、だった気がする赤羽店。
東京・埼玉の中では唯一未訪だったお店を…
宅麺で頂戴してしまうことになるとは…w

本当は、肉いらないんですがね。
どうしても肉の旨みでスープがぼけるから。

ああー、これこれ、というスープ。
おー、これこれ、という麺。

これらは宅麺でも見事に不変でした。

えぐみやクセがなく、クリアで鋭角なイノシンが
ほのかに湛える苦みとともに染みわたるスープ。
角のエッジが際立ち、ポキポキ元祖な低加水細麺。
これらが織りなす、完成された味わい。

にぼしの旨みが五臓六腑に染み渡るぜ~。

もはやこれ以上の変化を望みたくはない一杯でした。

ニボラーにとっては、ノスな一杯ではないでしょうか。

0

2023年08月08日

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

一言で言えば牡蠣のイイトコ全部搾り出した一杯。
イイトコだけ搾り出されており、旨み濃度は極大!

広島産の牡蠣のみを使用し、丁寧にじっくり抽出した事が窺える、白濁しつつも透明感あるスープ。
他は昆布・鶏ガラでバランスを整えただけであり、舌で感じるのは兎に角、牡蠣・カキ・かき。
えぐみの類は皆無で、旨みだけで満たされている。
そこへ牡蠣ペーストで作られたアヒージョが乗り、爽やかな磯の香りとともに、旨みを更に加えて…
そんじょそこらの牡蠣スープとは次元の違う味。
すごく旨いと思う。

合わせる麺は、菅野製麺の低加水中細ストレート。
パツパツというよりは、歯切れの良さを演出する程度で、スープを引き立てる程度の小麦感。
鋭角なエッジを効かせた麺の中で言えば、相対的には、まるめの歯触りでもあり、主役ではない。
相性が悪いとは思わないものの、より小麦を感じながらもスープとの一体感を味わうタイプの一杯も楽しんでみたいとは感じました。旨いは旨いし贅沢は言えませんが…

総じて非常に旨みの強い一杯でしたし、十分に楽しめるものでした。

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2023年08月03日

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

まろやかながらキレもある鶏白湯。
色合いは黄色に近く、見た目から旨そうなスープ!
モミジを中心とした鶏構成に、香味野菜、魚介のうまみをバランスよく配合した感じで、
強烈な鶏ポタというよりも、少し全体の味のバランスを重視した設計かなと。
うまいです。最後まで飽きずに頂きやすい。

麺も少しパツンとした印象を感じさせる、加水低めの細麺。宮城県産の夏黄金を使用しているようで、伸びにくいように卵白も加えられているよう。こいつは…どこかの特注麺かもしれないが、スープとの相性は突き抜けて高いのでは?と思わせるレベル!

具材の鶏団子、バラチャー、鶏胸チャー、全てうまいし…
全国で見てもハイレベルな鶏白湯であることに疑いはない一杯!

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2023年08月03日

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

麺はまさしく極太で、国産小麦で作られた故の香りの強さは、数あるつけ麺の中でもダントツ。平打ちで不揃いな麺だが、厚みがそこらの類似麺よりもあり、噛み心地も満足感が高い。

これがフコイダンのトロミが強めな昆布水に浸されるわけなので…
そのままでも十分に旨い!

でも、ツケダレも素晴らしくて。カネシ醤油のやや酸味ある味わいが濃密で…でも根底には豚のうまみがしっかり感じられる。乳化はほぼしておらず、豚ウマ醤油ダレって感じ。塩分濃度はそりゃあ高いけれど、うまみも濃ゆいのでちょっと飲んでしまいたくなるツケダレであった。

豚バラ叉焼もごくあつ!
宅麺でこの厚みはNo. 1かもしれない。
ツケダレが染みすぎてしょっぱさが勝ってしまうのは残念。

ともあれ総じてお腹いっぱいに楽しめる一杯でした!

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2023年08月01日

山之手虎玄 担担麺(ラーメン・担々麺) 〆のおじやが最高すぎるスープ

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

坦々麺に世代があるなら、『第7世代』より結構前の感じ。
スープにシビレは一切なく、濃密な胡麻が支配するウマゴマな感じでした。

トロミが相応にあり、業務用の胡麻ペースト…?と一瞬思うのだが、丸鶏に加えモミジを使用したことによるトロミで、胡麻についてもとにかく大量の胡麻(白胡麻)を使用したことによるものらしく、既成品特有の『嫌な感じ』はほぼ感じさせない。

ネギやセロリに加え、玉葱人参生姜…と各種香味野菜で、うまみを引き立たせた設計。
自家製ラー油も、辛いっていうか…
おだやかっていうか…
辛味の苦手な方でも、これなら行ける?と思うほど穏やかで優しい辛みで食べやすかった。

これは、〆にご飯を投入して坦々おじやにすると極めて旨いタイプと、一口目で確信です。

麺は食用備長炭を練り込んだかなり細い麺。加水は多めだが、しっかりと食感も感じさせるし、毛細管現象で持ち上げもピカイチなやつです。この強いスープにも合わせても、存在感を発揮するあたり、本来の味わいも強いのでしょう。

で、〆で投入してご飯との相性。
予測通り、最高でした。
ほんとうまかった〜。

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