「元料理人で現コンサルなラヲタ」全ての宅麺レビュー

全503件のレビュー中 501-503件目


2019年04月02日

スープは非乳化で醤油ラーメンの体を成しているが、味の骨子となっているのはみりん風調味料と背脂のまろやかな甘味と生姜の香り。
麺は平打の低加水麺で伸びやすくポクポクとした食感だが、その分スープをよく吸うため、後半は甘味の染み込んだヤワ麺となりややクドくなる。
豚は5cm×10cm×1.5cmほどもあるステーキのようにデカい大判のウデ肉が1枚。味はよく染みているが、繊維を断つ切り方をしていないので、筋っぽく硬い。
全体的に食材の扱いにあまり慣れていない感じが伝わってきたが、味は甘口なので幅広い年齢層に好かれそうではある

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2019年11月02日

実店舗は1度だけ、白を頂いています。んでスープの出汁は白も黒も魚介オンリーで、支那そばややロックンビリーS1のようにたっぷりの鶏油で覆われています。丁寧に掃除された鰯煮干と本枯もデリケートに煮出されており、雑味がなくクリアな風味と醤油のコクだけが残ります。麺はしなやかで喉越しの良い全粒粉のストレート細麺、チャーシューは店舗だと低温調理のレアチャーで豚肩ロース2枚と鶏胸肉1枚ですが、宅麺だとしっかり火の入った皮付きの豚バラスライスが2枚。ただ1,180円もするので店舗同様に味玉・ワンタン入りの特撰(店舗価格1,050円)かと勝手に思い込んで注文したら、中身は通常メニュー(店舗価格800円)のほうでした。しかもチャーシューは調理法も食材も量も店舗と異なる冷凍パック仕様。これで店なら800円の品を宅麺だと400円近く高く取るのは人気店といえど少々殿様というか足元を見られている気がしますね。そんな味玉ワンタン無しの廉価チャーシュー&メンマ2本で特撰より高い1,180円+送料に見合う満足感が得られるかは個人の価値観次第ですが、遠くに引っ越したけど食べないと死んじゃう、ってならない限りはもう宅麺では買いません。

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2019年10月30日

まずスープの量が極めて少なく、油そば程度の量しかありません。これが正規の量なんですかね?封入ミスってる気がするんですが・・・。中身自体はいつものまろやか乳化豚骨スープ(タレ?)にモチモチとした幅広の平打麺。カレーはピリ辛で、ほぐし豚と大量の背脂粒も混入しておりスープに溶かすと脂まみれのコッテコテカレーになりますが、元のスープ量が極少なので全てを溶かすとボッテボテのセメント状になり、食べ終わる時にはスープはほぼ残りません。油そばと間違えられたのかな?カレー自体は日本でお馴染みのオーソドックスな味です。

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