ヤス

明らかに星5のラーメンではないと思います。
もっと美味しいインスパイアは何個もありましたし、参考になるような、その商品に応じた星がついて欲しいです。

ここからは個人的な意見ですが、この商品ですが、豚はめちゃくちゃ美味しいです。文句の付け所は何もありません。
問題は、麺とスープのアンバランスさ、そしてスープの少なさ、塩分の薄さです。
麺はかなり太麺で、しっかり目に茹でるので、水分が多く含まれ、食べ応えと引き換えにスープとの馴染み方は薄まるのですが、その肝心のスープが少なく、薄い。
もやし一袋、キャベツ8分の１玉程入れましたが、ほぼスープは見えませんでした。
つけ麺のようにして食べる方が正解かもしれません。
スープに臭みは無く、かなり乳化しているので、スープ自体は美味しいんですが、麺や野菜と絡むと、影が一気に薄くなります。家にあったカラメを足して、ようやく塩分を感じる味でした。
野菜を入れることがオススメされているのにこのスープは、正直コストカットなのかと思わざるを得ません。購入を検討される方はくれぐれもご注意ください。

久留米の豚骨とか、そういう臭さではないです、シンプルに嫌な臭さで、ろくにスープは飲めませんでした。
麺は美味しい、具材もいいばかりに肝心のスープがこれかと、残念な思いです。
リピートはありませんが、ニンニクと生姜を足せば、かなりマシにはなります。複数食買ったのに、残念でした。

スープがかなり塩分強めで、シンプルにしょっぱかったです。宅麺のインスパイアでも、かなりしょっぱいのではないでしょうか。あと、豚の臭みではない、よく分からない風味があり、あまり飲む気にはなれませんでした。
豚は臭みはなく、柔らかいものではありましたが、ジューシーさはあまり感じませんでした。
麺は茹で時間が長めでしたが、美味しいです。
正直、他のインスパイアさんのラーメンには敵わない、足りない部分が多いラーメンの印象を受けました。

一口麺をすすると、このラーメンの凄さが分かるかと思います。
太麺で噛み応えがあり、かつ滑らかでのど越しがいいという、共存できているのが不思議な程の麺でした。
その為、スープの絡みは、他の二郎系ラーメンに敵わない箇所もあるかと思いますが、付属のブタカスアブラによって、その難点も解消されていました。ブタカスアブラに卵、一味を混ぜ、麺をくぐらせてすする一口は、他のラーメンでは味わえないものだと思います。

宅麺の二郎インスパイア系は大体頼みましたが、完成度、入手難度共にもみじ屋さんが一番かと思います。
豚の臭みは少ないですが、それはしっかりと処理をされているからか、旨味、香りは素晴らしいものがあります。
麺、肉共にトップレベルで、肉の臭みもありません。何より驚くのがアブラ、これがそのまま麺に絡めても、ライスにかけても食べられるような、豚のアブラの旨さのみを食べられるようなものです。茹でが５分と記載されていますが、少し早めに上げて、アブラのレベルの高さを味わって頂きたいです。