2021年05月09日
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全588件のレビュー中 351-375件目
2021年05月09日
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2021年05月06日
スープ、麺、チャーシュー、付属の香味油は同店商品の特みそこってりと同じものですが、こちらには辛味ペーストも同梱されています。
この辛味ペーストにはハバネロに加えブートジョロキアも使われている為、全部加えると美味しく頂けるギリギリの辛さになり、普通に口から火を吹くレベルです。カプサイシン受容体がデリケートな自分には限界の辛さですが、激辛マニアにはこれでも物足りないかも。
ちなみに以前実店舗で同行者が注文していたメガファイヤーLv5はブートジョロキアがバッキバキに効いており、ひと口だけ貰いましたが数時間ダメージが残りました。オロチョンが好みに合った方には実店舗のメガファイヤーもお勧めします。
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2021年05月06日
スープは豚鶏の白湯と節ベースの清湯によるWスープ。味噌ダレは江戸甘味噌をベースに仙台味噌や信州味噌など計5種類の味噌をブレンドし、キリッとした塩味酸味に甘辛旨味のバランスを調整したものとなっています。
また同梱の香味油は細かい豚背脂に煮干や花椒、にんにくなどの香りが効かされています。
麺は平打ち緩縮れ中太麺で、タピオカの原料となるキャッサバ澱粉を練り込んだモッチモチの食感。札幌ラーメンとは長さも色も加水率も異なる別タイプで、ど・みそのスープと合わせて浅草開化楼が開発した、小麦の香りも良くスープとの一体感も抜群な特注麺です。
トッピングはやや小判の軟らかいバラロールが2枚。
札幌ラーメンが白味噌とラードを多用する事に対し、こちらは江戸甘味噌などの赤味噌と背脂を軸にする事で、「東京スタイル」と銘打っているのかなと思います。
こってりでいて、後味はあっさり。もやしなど水分量の多いトッピングにも負けない濃厚スープとなっています。
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2021年05月03日
スープは甘旨微乳化豚骨醤油に大量の液状背脂が蓋するように浮かんだ富士丸スタイルで、独立後も同じ味が継承されています。固形背脂はプリプリの大粒で、スープに予め入っているものと、別梱で味付背脂も付いてきます。
麺はゴワゴワモチモチの低加水縮れ極太オーション麺。幅広かつ厚みのあるビロビロ平打で、しっかり茹でたほうが実店舗のゴワモチ食感の再現度が高くなります。
トッピングは濃口のメンマと、大きくてホロホロに軟らかい腕肉ブタが1塊。アクセサリーの鳴門巻も付いてきます。
再現性を求めるならヤサイはクタ茹でで。地元なので要町時代から親しみがありますが、並ばずに食べられるのはやはり有り難いです。ただ生姜ダレは欲しくなっちゃいますね。
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2021年05月03日
スープは魚介系と動物系がバランスよく組み合わされた淡麗系で、琥珀色に澄んだ白醤油の清湯タイプ。山椒は香味油によるもので、四川青花椒ではなく国産青山椒の香りを感じ、痺れなどはなく、爽やかな香りのみがほんのりと漂っています。
麺は加水率低めのコリコリ角刃ストレート中細麺。
トッピングはInスープで、もちもちの鶏団子が1つと、軟らかい弾力の厚切りモモチャーシューが2枚。以前お店で頂いた時は肩ロースの低温調理でしたが、これは湯煎が前提の冷凍用にアレンジしているのかな?
山椒といってもその刺激ではなく、鰻に使うような香りを楽しむタイプで、和を感じられるラーメンとなっています。
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2021年05月03日
つけ汁はドロドロの粘度こそあれど、以前のような魚粉感とは異なる豚骨自体の濃度を感じます。酸味もほんのりスッキリしたもので、味に程好い清涼感を与えています。
麺はうどんのような極太の角刃ストレートで、つるつるの麺肌と強力なコシを併せ持つ、とみ田ならではの唯一無二の超逸品。
トッピングは厚切りゴリゴリの座布団メンマが2枚と、赤身部分までトロトロに軟らかい厚切りバラロールチャーシューのハーフカットが1枚。
前リニューアル時の純粋豚骨の味も好きでしたが、魚介が入るとやはりとみ田を食べているという気分になります。最近は本店の予約も外していたので、家で頂けたのは本当に有り難いです。
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2021年05月03日
スープは豚骨と丸鶏をベースに白練り胡麻の香ばしさが漂う、濃厚でトロトロクリーミーな日式タイプ。
麺はもちもちとした角刃中太麺で、ちばからのラーメンの麺とはタイプが異なります。
付属トッピングは黒胡椒の効いた生クリームソースに、ナッツと筍のコリコリ食感が面白い甘辛味の肉味噌。これは担々麺というよりジャージャー麺の具材ですかね。
ピリ辛のラー油も胡麻の風味が良いものの、味自体には特別感や強烈な個性というものも感じず、日本式の白ごま担々麺という枠内では・・・といった感じでした。ただ2年前のイベントで食べそびれていたので、やっと心のモヤモヤが晴れました(笑)
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2021年05月03日
つけ汁はトロットロの白濁まろやか鶏白湯で、塩味の主張する鶏ポタタイプ。
麺は表面がとても滑らかで、モッチリとコシも強い平打ちの極太麺。
トッピングは極太のしゃきしゃきメンマ2本に厚切りのバラスライスチャーシューが1枚。
つけ汁は量がたっぷりとあり、何より弥七の麺は本当に美味しいので、250gというボリュームも気にならず、家族に分けるのも忘れてペロリと1人で平らげてしまいました(笑)
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2021年05月03日
スープは通常のスタ満よりも塩味は控え目で旨味は強め。5種類の唐辛子の辛味と山椒のほのかな痺れが後引く刺激となっています。
麺は自家製の低加水平打縮れ極太麺。やや硬めのゴワ茹でにするとスープを吸い上げ、食べながら麺とスープの一体感がどんどん増してゆきます。
具はプリプリの背脂塊と、スープ内に豚バラ玉葱ニラがドッサリ入っており、ライスが手放せません。ニンニク、生姜、生卵などでお好きなカスタマイズも楽しめます。
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2021年05月03日
スープは濃厚で厚みのある豚の旨味に、伊吹らしい背黒の苦味が効いたビターな豚ニボタイプ。豚脂で膜が張り粘度も高く、大泉時代っぽいワイルドさがありますね。
麺は三河屋製麺の低加水ボキボキ中細ストレートで、スープとの相性もピッタリ。
トッピングは極厚豚バラスライスチャーシューが一枚で、赤身モチモチ脂身トロトロの軟らかさ。
伊吹ではマイルドな部類に入る苦味レベルですが、ニボニボ初心者にはちょっとクセが強く感じるかもしれません。
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2021年05月03日
スープは鶏、鶏油、醤油をベースに多種の食材が組み合わされていますが、何かが突出しているのではなく、様々な旨味が隙間なくまとまって、1つの奇跡的な味を構成しています。
麺はしなやかでシルキーでもちもちとした中細のストレート。スープ内で軟らかくなると共に、旨味と甘味が更にグッと増してゆきます。
付属トッピングはメンマと低温調理の豚バラロールスライスとローススライス。バラとロースで味付けも異なっており、熱を通さないように解凍はぬるま湯で。盛り付けも別皿にし、スープでしゃぶしゃぶして頂きました。
本店の味とはまた違う採算度外視の特別バージョン。まさに友情の一杯ですね。
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2021年04月23日
麺は同店のラーメンと同じ、インスパ系では比較的細めの低加水太縮れ麺。2分少々の硬めに茹で、鉄板を使いあぺたいと式の両面焼きにしたので、外カリカリ中ゴワムチの絶妙な食感に仕上がりました。
ブタは別梱で、大きめのサイコロ状にカットされたゴツいのがゴロゴロ入っており、ウデ肉なので個によってトロトロ、ホロホロ、ムチムチの異なる食感が楽しめます。
ソースは甘すぎず辛すぎず、旨味のガッツリ効いた濃厚な醤油ベースで、一般的な焼きそばともまぜそばともあぶらそばとも一味違う、香ばしくてコッテコテなあぶら焼きそばとなっています。
ただヤサイは炒めると油分でやや重くなるので、あっさりと頂きたい方はラーメンのように茹でたものをトッピングするのもよいかもです。
またイメージ画像のような青のりは付かないので、必要な方は予め各自で用意です。
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2021年04月19日
スープは大和肉鶏の丸鶏とガラからとった、クリアで厚みのある淡麗清湯。鶏油は醤油そばよりも小匙1杯分ほど少なく、塩ダレのキレもありスッキリとした味わいとなっています。
麺は加水率やや高めの角刃中細ストレート。しなやかでプリプリの食感に、とみ田の麺に似た甘味。心の味粉も使ってるのかな?
トッピングはInスープで、鶏ムネチャーシューが2枚。しっとり軟らかく、塩ダレが内部までしっかりと染み込んでいます。
塩味なので鶏出汁がダイレクトに伝わってくる分、仕込みに相当な量の鶏を使っているのも分かります。原価大丈夫なんですかね?(笑)とか無責任な心配をしつつ、有り難く頂きました。
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2021年04月19日
スープは大和肉鶏の丸鶏とガラからとった、クリアで厚みのある淡麗清湯。鶏油は塩そばよりも小匙1杯分ほど多く、カエシからはたまり醤油と再仕込醤油特有の濃厚な甘味が感じられ、スープに更なる深みとコクを与えています。
麺は加水率やや高めの角刃中細ストレート。しなやかでプリプリの食感に、とみ田の麺に似た甘味。心の味粉も使ってるのかな?
トッピングはInスープで、鶏モモチャーシューが2枚。塩そばよりも厚めのスライスで、プリプリと軟らかく、タレにもしっかりと漬け込まれています。
とにかくカエシと鶏清湯のバランスが絶妙で、上品ながらも味覚を攻めてくる感じの、魅力溢れる旨味凝縮スープとなっています。
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2021年04月18日
スープは穏やかな動物系に鯖節と煮干が香る清湯タイプですが、大勝軒らしくツンとした酸味と甘味が味全体を支配しています。つけ汁の量はラーメンスープ並に沢山あるので、足りなくなる心配はありません。むしろかなり余ります。
麺は東池袋系スタンダードな角刃17番手の中太ストレート。指定の6:30茹でで弾力の強いツルプリ食感に仕上がりますが、大勝軒らしさを求めるならあと2~3分長く茹でてヤワ麺にすると再現度が高くなります。
付属トッピングはコリコリの薄メンマが数枚と、チャーシューは下味のしっかりとした、しっとり軟らかい肉厚の肩ロースが1枚。
スープは本店直系に比べ豚骨が淡く、チャーシューやメンマも小金井独自のもので、東池袋そのままの味ではありませんが、カエシの味や甘味酸味の強さからは大勝軒らしさを十分感じられます。
甘味酸味の干渉が少ない濃厚系や無化調端麗系が好みの方には合わないかもしれませんが、昔ながらの甘酸っぱいつけ麺が好きな方は合うと思います。
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2021年04月17日
スープは醤油が効いているものの角はなく、程よい塩分のあまうま非乳化タイプ。液状背脂もタップリで、いかにもといった感じの荘グループ系テイスト。スープ量も多いので、大きめの丼を用意したほうがよいです。
麺はインスパ系では比較的細めの低加水縮れ平打太麺。オープン時よりも細くなったかな?モチグチの食感ですが、3分くらいの硬めにあげると食べている最中に麺がスープを吸い上げ、麺の色がみるみる醤油色に変わり、麺に味が染み込んで更に味わい深くなります。
付属トッピングは味付背脂と、ブタはInスープでよく味の染みた巨大腕肉が1枚。計ったら130gもありました。
またそれとは別にブタ1本が別パックされており、こちらは申告量を大きく超える約600g!表面をこんがり香ばしく焼いてあるウデロールで、バラロールのように端部を切って芯を作り、巻いて縛って焼いてあります。腕肉は筋肉量が多く、場所によって肉質に違いがあり、脂身付近は軟らかいですが、赤身部分は繊維質で硬い為、トロ肉に当たる人もいればパサ肉に当たる人もいるかもしれません。これは調理のブレではなく、腕肉自体がそういうものなのです。なので1本丸々かじりつくのは難儀なので、半解凍して4分の1だけカットして、残りは冷凍で取っておきました。
とりあえず、ブタ1本は存在感はあれど味自体は正直普通でしたが、ラーメンの味は俺の生きる道3店舗の中では1番富士丸に近く、個人的にもかなり好みでした。ラーメン自体が素晴らしかったので、1本ブタ無しの通常版も出して欲しいですね。
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2021年04月01日
スープは豚鶏白湯ベースのこってりタイプで、生姜が効いており、塩ダレは円みがあります。
麺は味噌と同じ森住製麺の熟成中太縮れ卵麺で、プリプリモチモチの心地よい弾力。
付属トッピングはコリコリ食感の薄切りメンマ三本と、香ばしく焼かれた角煮風の厚切りバラチャーシューが1枚で、どちらもやや甘めの味付け。
ラードはあっさりしていますが、味噌よりも塩のほうが鶏白湯のオイリーさがガツンと伝わってきます。
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2021年04月01日
スープは豚鶏白湯ベースのこってりタイプで、生姜が効いており、味噌ダレはフルーティな甘味があります。
麺は森住製麺の熟成中太縮れ卵麺で、味噌ラーメンに最も適した短めの尺にカットされており、噛めば噛むほどに味わいが広がります。
付属トッピングはコリコリ食感の薄切りメンマ三本と、香ばしく焼かれた角煮風の厚切りバラチャーシューが1枚で、どちらもやや甘めの味付け。
森住の麺としっかり合った札幌ラーメンですが、ラードはあっさりしており、純すみ系とは異なるタイプです。
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2021年04月01日
スープのベースは中濃の鶏白湯で、蛤出汁はほんのり感じられます。
付属トッピングの蛤は小粒のミスハマグリで、2個とも生のまま冷凍されていたので、スープの中で解凍して追い蛤として出汁をとりました。
スープも本ハマやシナハマグリではなくミスハマグリを使っている分、出汁は弱いものの、商品を安価で提供出来ているのだと思います。
麺は中細ストレート。加水率はやや低めで、グッチリとした食感としなやかな喉越しを楽しめます。
蛤以外の付属トッピングは、醤油ダレで煮られた極太メンマ2本と、香ばしく焼かれたトロトロの厚切りバラスライスチャーシューが2枚。
蛤のコハク酸は鶏のイノシン酸や昆布のグルタミン酸と旨味の相乗効果を生みませんが、各々が突出する事なく旨味の均衡がとれており、非常にバランスのよいスープとなっています。
醤油にせよ鶏白湯にせよ、十二分屋は十二分に買いですね。(貝だけに・・・)
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2021年04月01日
スープはすっきりまろやかな醤油清湯。蛤出汁は弱いですが、醤油のキレ、鶏油のコク、豚背脂粒の甘味、羅臼昆布の旨味と適度なバランスを保っています。
麺は中細ストレート。加水率はやや低めで、グッチリとした食感としなやかな喉越しを楽しめます。
付属トッピングは竿と穂先の繋がった発酵臭の残るメンマ2本と、低温調理の大判肩ロースレアチャーシューが2枚。ぬるま湯で解凍し、袋内に溜まったメンマの煮汁はスープに入れないよう注意です。
クリアなスープは旨味に安定感があり、トッピングもボリューム的に満足度が高く、コスパに優れた商品だと思います。
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2021年03月28日
蔦はミシュランを獲る前の巣鴨時代以来でしたが、内容がガラッと刷新されていて驚きました。
ベースの地鶏スープは昔の面影を残していましたが、そこに鶏油と煮干が効き、他に類を見ない深みのある醤油スープとなっています。
茸のソースはポルチーニと黒胡椒と生クリームがスープに風味とまろみを加え、イチジクのコンポートはプチプチ食感と優しい酸味がスープにアクセントとキレを加え、黒トリュフオイルのバルサミコソースはスープにコクと黒トリュフ独特の芳醇な香りを加え、各々がスープの味を変えつつ味を壊さず、軸を崩さないまま元のスープと違和感なく融合します。
ちなみに味変は一度加えると元の味に戻せなくなるので、麺の入った丼に直接加えず、スープを別皿に小分けし、そこに各々を加えて7通りの味の組み合わせを楽しみました。
麺は微妙に平らなストレート中細麺で、喉越しが良くムチムチの弾力を保ち、風味も絡みも抜群。
トッピングはコリコリの細メンマ、外は香ばしく中はしっとりモチモチのローストレアチャーシュー1枚、ほぼ脂身なイベリコベジョータのバラ薄スライス1枚、グニグニ食感の牛バラしゃぶが極少量。イベリコ豚と和牛はトッピングそのものを味わうというよりも、脂身の旨味をスープに溶かし出す役割を担っているような感じです。
自分も仏伊料理からキャリアスタートして中華も修行したコックなので、洋のソースとラーメンスープを合わせるアイデアの凄さが余計に分かるというか、とにかくこの斬新な発想を形に成り立たせたのは感動の一言です。移転後のお店にも近々行ってみようと思います。
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2021年03月26日
スープは白味噌、米麹味噌、にんにくをラードで炒め、スープを加えて鍋肌で焼く純すみ風。濃厚な豚鶏ベースですが、純すみより脂分は少なく、後味はさっぱりしています。今回は実店舗同様にラードでもやしを炒め、スープを加え一煮立ちさせました。
麺は西山製麺所の多加水中太縮れ熟成卵麺。家系の麺と同様に濃厚スープを纏った太麺をすすりやすいよう、丁度噛み切るサイズの20cm弱程度の長さにしているのが特徴。味噌ラーメンは日本蕎麦と違ってズルズル啜らず口の中でしっかり噛んで旨味を楽しんで欲しいと西山製麺の方も仰っており、麺にはスープごとに最適な長さというのが存在します。また、このタイプはやや硬めに茹でるのが定番です。
トッピングはInスープで、挽き肉とプリプリのバラスライスチャーシューが1枚。
生姜や豆板醤など、色々な味変も楽しめるバランス型の味噌ラーメンです。
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2021年03月23日
スープはゲンコツと比内地鶏のガラをベースに豚背脂をほんのり浮かべた、優しくもやや塩気の効いた醤油清湯。そこへ魚介の風味を加える出汁パックには鰹節粉の他に煮干も入っています。実店舗だと煮干は追い煮干で出汁を取るので、鰹&煮干の出汁パックは宅麺バージョンかな?一口飲んだだけで、口内に煮干と鰹の新鮮な香りと旨味がブワァ~っと広がる多賀野のスープがよく再現されています。
麺はフノリを練り込まれた緩縮れ角刃中細麺。ツルツルと滑らかで、モチモチとした弾力としなやかな歯切れの良さを併せ持っています。
付属トッピングはコリコリ食感に優しい甘味のメンマが数本と、チャーシューはホロホロに軟らかい焼きバラロールと弾力ある肩ロースが1枚ずつでどちらも薄口。
東京では言わずと知れた多賀野ですが、お取り寄せとなると地方の方がどんな反応を示すか、ちょっと興味あります。
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2021年03月17日
高座渋谷の店に2時間くらい並んで以来の、約20年振りの中村屋です。
スープは魚介の主張は昔と変わっておらず、食べ始めは和風出汁のように節と煮干と醤油のまろみが強く押し寄せ、最後のほうになると鶏の風味とカエシの甘みが感じられるようになるなど、温度と共に変化していきます。
麺は昔は小麦粉の風味を逃がさないように真空ミキサーで製粉した真空平打麺ってのを使っていましたが、本品はコリコリと歯応えの強い角刃細麺が使用されています。天空落としは家だとお湯が跳ねるのでやりません(笑)
付属トッピングは炙りチャーシューと鶏油が同梱になっていますが、チャーシューは低温調理なので、コツとしては40度くらいのぬるま湯で解凍し、チャーシューと鶏油を別々の容器に移し、鶏油はレンチンで熱々のサラサラにしてからスープに浮かべると、両素材の長所を失う事なく頂けます。
熱湯で湯煎すると低温調理が台無しになり、チャーシューから溶けた豚脂が鶏油に混ざるのでやめたほうがいいです。
といっても鶏油は豚と同梱のため既に純度が低くもったりしており、香りもあまり活かされていません。厚めの肩ロースチャーシューは香り穏やかで、味も強めに染みており、もっちりしっとり軟らかな食感です。
思い出補正は無しで、とにかくあっさりとした魚介香る昔ながらの醤油ラーメンといった感じです。当時は塩がウリだったから、あんまりピンと来なかったかも・・・。昔の中村屋で超絶並んだ経験をお持ちの方は、古き良き平成に想いを馳せつついかがでしょう(笑)
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2021年03月07日
とみ田の家系インスパイアは以前宅麺でも「とみ田家」として販売していましたが、こちらは豚骨にTOKYO-Xを使用しているので、以前とは味が異なっています。
スープはそのTOKYO-X特有の甘みとまろみが引き出されたトロトロ乳化豚骨で、あえて雑味も出したそうですが、それでも家系らしい雑味よりも上品さが勝っています。カエシも塩分濃い目ですが、醤油の旨味が強く、鶏油からも臭みのない芳醇な香りが立ち上っています。
麺は心の味の自家製短尺平打縮れ中太麺で、全体的なイメージこそ違えど食感は酒井のB麺に似たプリグチの弾力とほのかな甘み。
付属トッピングは板海苔とチャーシューのみなので、青菜とネギは各自で用意です。
チャーシューは煮豚ではなく直系を意識した燻製焼豚が2枚。部位はモモではなくバラブロックスライスを使っており、香ばしさとモチモチの噛み応えに脂身の甘みもプラス。Inスープでパックされているので、スープにも燻香が移っています。
家系の荒さやキレ、壱系亜流系のCPSとも違う、あくまで家系っぽく作った「家系インスパイア風のとみ田らしいラーメン」というイメージで、完コピ狙いというよりも家系に寄せた上でオリジナリティも感じさせる作りとなっています。
「じゃない感」はありますが、高級食材と技術力で家系を作ってみたらこうなった、という感じのハイソな家系風豚骨醤油ラーメンです。
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醤油強めのタレは濃口で、シャープながらも深みがあり、豚脂のコクとザラメの甘味も感じられます。
濃厚な炸醤は旨調ガッツリで後味はさっぱり。唐辛子の刺すような強い刺激もアクセントになっています。
麺は太陽食品の多加水角刃緩縮れ太麺。全粒粉入りのビジュアルとうどんのように滑らかな麺肌とモチモチの食感で、味ははなびの麺に良く似ており、タレにしっかりと絡み合います。
付属トッピングは黒胡椒の効いた魚粉と刻み海苔。卵黄を加えると辛味が若干抑えられ、キリッとした醤油味がまろやかな味わいに変化します。
味はほぼはなびですね。再現度を高めるのであれば、ニンニク、ネギ、卵黄は最低限用意したいところです。