「元料理人で現コンサルなラヲタ」全ての宅麺レビュー

全588件のレビュー中 301-325件目


2021年12月02日

スープは背黒煮干と動物系によるアッサリながらキレもコクもある濃口醤油清湯で、そこにたっぷりの豚背脂を浮かべた燕三条系。乳化スープと違い、パックは振らずに優しく丼に移さないと背脂粒が崩れます。
麺は燕三条系らしい平打の縮れ極太麺。杭○飯店も凌駕する太さですが、サイズは均等に揃っています。4分茹でだと内部までα化せず芯の残る生煮え状でしたが、5分以上茹でても充分歯応えの強いゴワメンに仕上がります。
付属トッピングはInスープで、豚バラロールスライスチャーシューが3枚。薄切りながら食感を残しつつも軟らかく仕上がっています。
火風鼎らしいジャンクで骨太な非とら系白河スープに煮干をパワフルに加えたイメージで、燕三条系らしく塩気も強めですが、単なる燕三条系と違いしっかりとした個性も感じられました。ボリュームに関しては麺もスープもたっぷりあるので、二人で分けて丁度よいくらいでした。我が家では子供とシェアして、片方にニンニク、もう片方には岩海苔を乗せて頂きました。刻み玉葱は必須ですね。
ママさん、ご馳走さまでした。

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2021年11月27日

つけ汁は動物魚介ですが出汁感はやや軽く、塩味もつけ麺にしては比較的薄め。ただ付属トッピングの豚バラ小間切れに甘めの味付けとニンニクの香りが施されており、つけ汁と馴染んでゆく内に塩味とコクが程よい塩梅に変化します。
辛味は得意な人にはあまり感じられないかもしれませんが常人レベルだとそれなりの辛さで、赤花椒粉は鮮度的に痺れは今一なものの、つけ汁の辛味と相まって刺激的な風味を醸し出します。
麺はツルモチ食感の角刃太麺でボリューム充分。太さもつけ汁と一番マッチした番手だと思います。
ネギやモヤシなど、自分で色々トッピングを試せるタイプのつけ麺ですね。私はスープを絡めた肉をライスに乗せて海苔で巻いて頂いたりしました。

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2021年11月27日

つけ汁は海月のまろやかな鶏白湯に、鯛煮干の甘味、烏賊と海老の香ばしい干物感、魚醤のクッキリとした塩味を合わせた、海の旨味凝縮スープとなっています。
麺は全粒粉入りの角刃緩ウェーブ中麺。優しい甘味と瑞々しさとモチグチの食感で、スープとの絡みは抜群。
付属トッピングはしっとり軟らかい肩ロースチャーシューが2枚。小振りながら厚めのスライスでしっかりとした味付け。
海月の鶏白湯と和海の鯛煮干と自家製麺による旨味の爆発が起こっています。和海の焙煎鯛煮干は冷やしでかなりツボっていましたが、このコラボも相当ヤバかったです。

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2021年11月21日

つけ汁は極鶏おなじみのドロッドロな超極濃鶏ポタ白湯。鶏肉もペースト状になっているので、鶏を丸々飲んでいる気分になります。
麺は全粒粉角刃ウェーブ極太麺。極鶏のツルモチ極太麺とは全くタイプの異なる、とみ田らしい強力な弾力と小麦の豊かな旨味と風味。推奨茹で時間に7分〜10分とありますが、業務用寸胴で平ざる使って10分茹でてもかなり硬めに仕上がりました。2食目は12分茹でましたが、それでもグチグチの硬さだったので、茹で途中で好みの食感を確認したほうがよさそうです。
別梱で付いているのは鰹ベースの魚粉と、辣油は花椒の痺れも効いた麻辣醤タイプ。
極鶏にこの麺を合わせたというのが、挑戦的というか、極鶏のインパクトでとみ田の麺に勝負を挑みがっぷり四つに組んだようなガチっぽさを感じられました。この組み合わせはかなり面白いです。
あとつけ汁はたっぷりあるので、〆のライス投入も楽しめます。

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2021年11月21日

スープは鶏ガラを下支えとした煮干中心の背脂醤油清湯。煮干は深みがあれどニボニボしておらず上品で、醤油もキリッとはしていますが背脂の円みもあり比較的マイルド。そこに多めの黒胡椒がアクセントとして効いています。
麺はもちもちとした多加水寄りの角刃中太ストレート。説明書きには中細ストレートとありますが、それは塩ラーメンのほうじゃないかな?
チャーシューは豚バラの縦スライスが2枚で、しっとり軟らかく煮られた厚切りの息吹風。実店舗は肩ロースのレアチャなので、冷凍用にアレンジしたようですね。ボリュームも申し分なく、個人的には断然アリです。
別梱のスパイスは一般的な唐辛子よりも刺激が鋭く、辛いのが好きな方にはいいと思いますが、元の風味が結構崩れるので少量使いながら様子を見たほうがいいかも。
きんせ○グループの流れを汲むお店ですが、本品の味自体は燕三条系インスパイアで、燕三条系に独自のアレンジが加えられた、ハイレベルでテクニカルな一品となっています。

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2021年11月09日

店主出身の富士丸系微乳化スープと、本家よりも太い極太麺はNo11のものですが、ミンチとのバランスを考えてスープは少なめになっています。
ミンチは山椒の香りと酸味の効いた、スッキリと鮮烈で刺激的な味わい。味はやまののタンタンまぜそばなイメージ。
すき焼き風の生卵は刺激を緩和しまろやかな味わいになりますが、その刺激をストレートに味わいたい場合は何もつけずにそのまま食べたほうがいいですね。
ブタは腕肉で、大型ホロホロ軟らかな神豚にヒット!
ヤサイはミンチ量とスープ量とのバランスを考えてキャベツ少々とクタもやしを1袋程度に。途中で全て混ぜ合わせてまぜそば感を楽しみ、麺終了後はライスと温玉を投入。
No11のラーメンにタンまぜミンチを乗せただけかと思いきや、想像以上に一体感があり、旨味を掛け算したような相乗効果が生まれていました。レギュラー化出来たら最高ですね。

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2021年11月04日

スープは丸鶏やモミジなどを大量に炊きあげ塩返しを合わせたトロトロの鶏白湯。クリームとゼラチン質と乳化した鶏油による濃厚ながらもクドさも臭みもない優しい鶏ポタで、細粒状になった鶏肉や鶏骨のざらつきと香ばしさも感じられます。味は塩味のバランスが良く、旨味もギュッと詰まっています。
麺は三河屋製麺らしいサックリとした歯切れの良い中細ストレート。この麺は指定時間通りか気持ち硬めに茹でたほうが持ち味を引き出せます。
トッピングはInスープで、しっとりと軟らかい鶏胸肉のコンカッセがゴロゴロと。
篝は美しいトッピングが特長なので自宅での完全再現はなかなか難しいと思いますが、その代わりフライドエシャロットやおろし生姜、または粉山椒を途中で一振りすると実店舗さながらの魅惑的な味変を楽しむ事が出来ます。

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2021年10月28日

煮干、節、鶏ガラのやさしい醤油味にたっぷりのラードで蓋をした熱々のスープ、もちもちの手もみ縮れ中太麺、胡椒の香る軟らかメンマ、しっとりチャーシュー、そしてトレードマークの三角海苔。
チャーシューは湯煎するとパサついてしまいますが、流水解凍すればパサつかずしっとり軟らかく戻せます。
○佐っ子と春木屋の味で育った自分にとって、土○っ子なき今や春木屋がこの世で一番好きなソウルフード。宅麺では春木屋、満○、第○旭の3つさえあれば満足です(笑)

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2021年10月26日

スープは豚骨鶏ガラのクリーミーなあっさり白湯。ここに別パックのマー油を加えると香ばしくパンチのある桂花の味になります。
麺はコリコリ食感の低加水角刃中太麺。博多や長浜の極細麺と違い、あまり硬く茹でると鹹水の臭みが残るので、指定時間通りしっかり茹でたほうがいいです。
付属トッピングは薄くスライスした昔ながらの肩ロースチャーシューとコリコリの茎ワカメ。茎ワカメ付きなのは嬉しいですね、生キャベツとネギを少々用意すれば店のビジュアルを再現出来ます。
桂花は新宿の店に昔よく行っており、諸々あってか味は当時と微妙に違いましたが、面影はそのままの懐かしい一杯でした。

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2021年10月26日

甘めのそば返しと鰹出汁の蕎麦つゆに、コシの強い田舎そば。
そこに胡麻油の香る辛味穏やかな辣油と牛バラ切り落とし、たっぷりの白胡麻と刻み海苔という、完全な○屋コピーです。
冷凍の生蕎麦なので風味と食感は港○とやや異なりますが、○屋未食の方なら雰囲気的には充分楽しめると思います。

2

2021年10月26日

スープは綺麗に澄んだ淡麗清湯で、ややオイリーながら鶏の旨味と香味野菜の上品でフルーティな香りが活きています。余計なトッピングは味を壊すので、飾るなら三つ葉程度にしておいたほうがいいかも。
麺は多加水の縮れた細タイプで、スープとの絡みも上々。
鮎は香ばしく焼かれた小振りの一夜干し。干物なので肉厚は薄くボリューム感に欠けますが、塩加減は程よく旨味も凝縮しています。湯煎でも問題ありませんが、私はぬるま湯解凍してグリルで軽く炙りました。
そもそも鮎自体が抜群に美味しい食材な上にスープも上質なので、味に関しては文句のつけようがないです。

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2021年09月30日

タレは醤油と砂糖と酢で作られた、甘酸っぱい超オーソドックスな冷やし中華の味。
麺はラーメンと同じもの、ブタも同じ腕肉ですが、ラーメンに付いてくるブタより半分位小さく筋張っていました。
付属トッピングは刻み生姜、辛味オイル、背脂粒。
千○眼やピコ○ンのようなJ系ならではの特長を活かした創意工夫やオリジナリティは感じられませんでしたが、甘酸っぱい太麺の冷やし中華が好きな人の口には合うと思います。

3

2021年09月21日

スープは豚骨の風味がしっかりしつつも臭みのない、クリーミーな白濁豚骨。
麺は博多・長浜系の低加水角刃極細ストレート。替え玉は無いので必要な人は各自用意。麺は極細麺だけではなく中太タイプも合います。
トッピングはやや厚めの大判豚肩ロースチャーシューが1枚と細めの甘口メンマ。
典型的な関東風の博多豚骨ラーメンなので、すりごま、クラッシュにんにく、紅生姜、高菜あたりも用意しておくと色々な味変が楽しめます。

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2021年08月31日

タレは甘味酸味よりも塩味と旨味の効いた醤油ベースで、ふんわりと節系の魚介も香り、油には鶏油が、醤油には出自のソラ○イロと同じひしほ醤油が使われています。
麺は多加水の角刃緩縮れ太麺。まぜそばなので長めに茹でましたが、それでも強いコシとムチムチの弾力をしっかりと保ちます。そこから麺表面に粘りが出るまで入念に混ぜてゆく内にタレが乳化して麺に絡み付き、まろやかな仕上がりに。まぜそばはとにかく納豆のようにしっかりと混ぜるのが重要ですね。
付属トッピングは小さめにコンカッセされたチャーシューと魚介風味のメンマにカリカリ食感のフライドオニオン。
タレと油の完成度が高いので、あれこれ余計なものを足して味を壊すのも勿体無い気がしますが、卵黄を加えるとよりマイルドに仕上がります。あとはお好みの具や調味料をお好みで。

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2021年08月31日

タレは魚介がふわっと香るあまうまタイプ。付属の香味味付辣油を加えると塩味と辛味があまうまのタレをキリッと引き締めます。
麺は多加水の全粒粉入り角刃ストレート太麺。10分茹でた後にタレと1分ほど混ぜ合わせた頃合いで、タレの乳化と麺の弾力が丁度良い塩梅に仕上がりました。
付属トッピングは先述の香味味付辣油、大きめのゴロチャー、メンマ、一味唐辛子、魚粉と盛り沢山。
タレの甘味は辣油と唐辛子でバランス良く、辣油と唐辛子の辛味は卵黄でマイルドに。追い飯は半膳くらいの量で味もボリュームもピッタリ収まりました。

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2021年08月31日

雷のスープはコジマルと同じくちばから醤油を使ったちばからインスパの乳化タイプですが、こちらのライトは非乳化タイプで、J系としてはオーソドックスなスタイルとなっています。ただそこは心の味らしく、背脂の旨味、ちばから醤油のキリッとした塩味と酸味、キサイチ本みりんの上質な甘味といったハイソな構成で、雑味の少ない上品な味に仕上げられています。
麺は平打縮れ太麺を使用。心の味らしい、しっかりと粉の詰まったコシの強さと抜群の旨味が味わえます。
トッピングはブタが1枚で、食感を残した薄めのバラロールスライス。神豚と呼ばれる分厚いトロ豚とはタイプが異なり、ブタというより普通にチャーシューですね。J系としては物足りない小振りのサイズで、この薄さなら少なくとも2~3枚は欲しいかも。
乳化スープなら通常版、非~微乳化スープならライトと、好みによって選べるのがいいですね。

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2021年08月31日

スープはまろやかなベジポタや鶏ポタと一線を画すドロドロの豚ポタで、豚骨臭は抑えてあり、塩分は薄めに調節されています。
うねりの強い縮れ中太麺は硬めでも軟めでもスープをしっかりと拾うので、茹で時間はお好みで。
付属トッピングは脂身トロトロな豚バラチャーシュースライスとコリコリの薄切メンマ3枚。以前より量が減ったかな。
ベースは九州の豚骨を更に凝縮したようなド豚骨のネイキッドな味わいなので、ネギ、紅生姜、辛子高菜、ニンニク、ゴマ、胡椒、辛味噌といった様々な味変も楽しめるタイプです。また塩気が足りない方は本返しを作っておいて(醤油・砂糖・味醂を5:1:1で煮立てたもの&好みで化調1)小匙2~3杯程足すと一般的なラーメンの塩気に仕上げられます。

3

2021年08月13日

タレは野菜の甘味とグルの旨味が強く、ヤサイや卵黄を加えるとやや味が薄まりますが、チーズ、マヨなどをトッピングすると程よい塩梅になります。黒胡椒は予めしっかりと効いています。
麺はインスパ系では平均的な太さの低加水平打縮れ太麺。ゴワムチ食感ですが、まぜそばは軟めに茹でて良く混ぜたほうがタレと油分が乳化して味が絡みやすくなります。
付属トッピングは甘口メンマ、白背脂、あとブタはウデ肉が2つですが、肉質のしっかりした赤身部分は薄めのスライス、軟らかい脂身部分は厚めのブロックと、部位によって食べやすいように切り分けられています。素敵な気遣いです。
醤油のキレはありませんが、その分様々な味変アイテムで自分好みのカスタマイズが楽しめるタイプになっていると思います。酢やレモン果汁などの酸味系も相性が良さそうですね。

2

2021年08月10日

つけ汁はドロ感のある濃厚な豚骨魚介がベースで、甘海老の甘味と香ばしさが加えられています。
麺はギュっとコシの強い、全粒粉入り多加水平打太麺。
付属トッピングは板海苔、鳴門巻き、サクサク食感の小エビの揚げフレーク、香ばしく炙られたジューシーなバラロールスライスチャーシューが1枚。スープ内にも大きなゴロチャーが3個ほど入っています。
和食の手法ですが、甘海老の甘味が気になる方は、二杯酢をかけるとガラリと変わります。梅肉と山葵も甘味を抑え味を引き締めます。またニンニクも海老出汁と相性が良く、海老汁、ビスク、ブイヤベース、トムヤムクンなど様々な海老スープに使われている様に、風味アップに効果があります。

1

2021年08月10日

スープはやや濁りのある動物魚介で、豚鶏の臭みはなく、白口煮干をメインとした魚介が強めに香ります。旨味は充分ですが、添加糖の甘味も舌に残ります。
麺は黄色がかった揺ウェーブ角刃中細麺。しなやかでコシもあり、スープとの絡みも上々。
トッピングはシャキシャキ食感のメンマと、しっとり軟らかい肩ローススライスチャーシューが2~3枚。
スープが甘めなのは土地柄なのかなと。九州の方はこういう味付が好みなのでしょうね。

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2021年08月10日

スープはブリブリの固形背脂とたっぷりの液状背脂が浮かぶ微乳化タイプで、醤油がキリッと強く塩分強め。
麺は幅広で厚みもある平打ち極太縮れ麺。一本一本が基本的に長く、面白いので一番長そうな麺を測ったら1㍍以上ありました(笑)茹で時間4~7分とありますが、4分だとやや芯が残る、蓮爾っぽいボキボキ麺になります。
ブタも塩気強めのバラロールが一枚。中サイズで、トロ豚ではなく食感を残したタイプ。
とにかく麺がインパクト大です。茹で時間は途中で一本食べてみて、好みの硬さか確認しながら調節するとよいです。

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2021年07月29日

スープは軍鶏丸鶏を沸かさずじっくり煮出した透き通る清湯に、芳醇な香り漂う鶏油を浮かべたもの。塩ダレは天日塩と岩塩のブレンドで、角のないまろやかなあっさり味ですが、旨味成分はグルタミン酸・グアニル酸を掛け合わせてあり、旨味は強烈で力強くどっしりしています。最初の一口目から、凄っ!という感じで圧倒的な旨味が口の中に流れ込んできます。
麺はとみ田系とあって、心の味製の平打中細麺を使用。ムチムチこりこりの食感と優しい甘味から心の味っぽさが存分に感じられます。
付属トッピングのゆずピールは主張し過ぎずフルーティーな清涼感をほんのり与えてくれます。2袋付いてきたけどデフォかな?
後はナチュラルな味付けの薄切りメンマと、黒胡椒を効かせたやや厚めの肩ロースレアチャーシューが1枚。
鶏清湯というカテゴリーの中では相当ハイレベルな逸品だと思います。

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2021年07月20日

その名の通り辛スタ満のスープに、具を豚バラ肉からたっぷりの豚白モツに変えたバージョンとなっています。玉葱もありませんが、ニラとニンニクが豪快に入っており、更にはブリッブリの大粒背脂も付属されています。
麺は二郎タイプの低加水平打ち縮れ極太麺。他のすず鬼商品同様、実店舗だと自家製麺ですが、宅麺では三河屋製が使われています。早めの二分茹でで麺を上げ、辛旨じょっぱいスープの味をしっかり吸収させ、おろし生姜入りの溶き卵に絡めてライスと共にガガガっと掻き込むと軽く飛びます。
ただ、すーさんのホルモンメニューは限定でもたまに出していますが毎回鮮度が高く、ムッチムチの弾力と特有の香りとたっぷりの旨味が詰まっていて、冷凍にするのは勿体無いくらい上質のものなので、やはり冷凍よりお店で頂くのが一番かなぁと。

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2021年07月18日

スープは武蔵家のベースとなる濃厚豚骨ですが、カエシはたまり醤油を軸とした塩辛い富山ブラック風となっており、独特の甘味とコクも感じられます。が、ベースはあくまで武蔵家なので、豚骨臭と鶏油もしっかり効いています。
麺は通常のラーメンと同じ、家系仕様の短尺平打中太ストレート。家系麺は軟めのほうが豚骨醤油スープと良く絡みますが、この富山ブラック風に関しては硬めにしてスープを吸わせたほうが味の変化を楽しめると思います。
付属トッピングはやや大きめの厚切りホロホロ肩ローススライスチャーシューが1枚と、ほうれん草と海苔が1枚。これは10枚付かないんですね(笑)あと粗挽きの黒胡椒もたっぷり付いてくるので、量はお好みで。
こってり濃厚な富山ブラックという感じで、しょっぱいものの大喜のような塩辛さはなく、食べやすいというか純粋に美味しいなぁと。あと刻んだ新玉葱をトッピングしましたが、甘味がスープの塩気と相性抜群でした。

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2021年07月18日

スープは油分が少な目であっさりしていますが、鶏出汁自体はどっしりとした旨味が詰まっています。サラサラながら胡麻とナッツの風味は香ばしく、八角がほんのり香り、黒酢のまろやかな酸味も効いています。辣油はピリ辛でやや粗挽きの花椒が活きており、鮮烈な香りと爽快感のある痺れが楽しめます。
麺は全粒粉入りの角刃中細タイプで、優しい甘味とコリコリとした食感。
炸醤は粗挽きの挽き肉と、マイルドな酸味の芽菜。肉粒が大きくブリブリで、旨味も凝縮しています。
実店舗は行列が凄いので未訪でしたが、味はかなりのレベルですね。今までお店に行ってなかった事を後悔しました。

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