レビュー一覧

2024年01月10日

スープは丸鶏をベースに、その他動物系と魚介系を繊細に組み立てたあっさり淡麗清湯。
そこにヤマギク醤油を中心とした醤油返しのキリッとした塩味とじんわりまろやかな旨味、
雑味のない芳醇な鶏油がコクと厚みを上乗せしています。
 
スープ温度が高い最初の段階は塩味と酸味、節や冬菇などの乾物系の風味が立ちますが、
食べ進み温度が下がるにつれ今度は甘味と旨味が浮き上がり、
動物系の新たな風味が続々と鼻に抜けてゆきます。
 
麺は三河屋製麺の全粒粉入り中加水角刃中細ストレート。
食べ始めはポキポキとした食感ですが、次第にスープを適度に吸い上げ、
後半はモチモチとした食感となり、麺自体の味も変化します。
噛むほどに広がる全粒粉の芳ばしい風味もスープを活かしており、
お互いが引き立て合うようなニコイチ感を見せています。
 
付属トッピングはしっとりとした鴨ローススライス、
脂身の旨味が抜群のモチモチ豚バラロールスライス、
黒胡椒とバジルの香る鶏胸肉スライスが各1枚ずつ。
 
様々な食材の個性と各々の旨味の調和が複雑に入り組みつつも、
全体が鮮やかに整理整頓された超ハイレベルな一杯となっており、
店主は宅麺で販売されているソラノイロでも勤務経験がある実力者で、
舌の肥えたラヲタ達からの注目度も非常に高いお店です。

11

2024年01月10日

スープは醤油返しがキリッとシャープに効いた直系タイプで、
豚と鶏の割合は個性的ですがコラーゲンもしっかり溶け出していて、
多めの鶏油と合わせ直系っぽいキレと厚みのバランスが取れています。
 
麺は作田家も卸している大橋製麺多摩の家系麺。
家系麺の特徴である短尺の逆切り角刃平打中太ストレートで、
加水率低めながらモチモチとしたコシが印象的。
カタくしたい方は4分くらいで上げちゃってもいいかもです。
 
付属トッピングのチャーシューも直系スタイルのモモスモークスライスが1枚。
芳ばしい薫香とその香りを活かした塩味に、しっとりむっちりとした食感。
板海苔は3枚付きますが、ほうれん草などの青菜やネギは付かないので、各自で用意しましょう。
 
亜流系のお店ですが、味とスタイルは吉村家直系インスパイアの硬派なタイプで、
壱系やその他亜流系のライトなCPSが好きな方や家系初心者には塩味と油分が強く感じられるかもしれません。
実際塩分濃度は約3.0%と高く、麺とライス一杯分とスープを完食完飲した場合、
成人の約1日分の糖質と脂質、約2日分以上の塩分をこの一杯で摂取する事になります。
完飲派は青菜と茹でキャベツもたっぷり用意してバランス良く頂きましょう。

15

2024年01月10日

本品はスープ、芝麻醤、辣油と別々にパックされており、調理法は独自の順序で行う仕組みとなっています。
最初に芝麻醤と辣油を丼底に敷き、それからスープを芝麻醤及び辣油と混ざり合わないように丼肌から優しく注ぎます。
スープ、芝麻醤、辣油がそれぞれ分離した形が完成形となるので、他のラーメンのように混ぜてはいけません。
 
まずスープはクリアでコクのある鶏清湯に黒酢のキリッとした酸味がスッキリと効いていますが、
モミジや豚足から溶け出したコラーゲンによるまったりとしたゼラチン感もあり、酸味に円みを与えています。
芝麻醤は濃厚な旨味と甘味を、辣油はヒリヒリとした辛さと八角や桂皮の優雅な香りを与えてくれますが、
麺を食べ進む内に清湯と芝麻醤が混ざり合ってゆき、自然と味変が起こるという二層構造的な面白い仕掛けが施されています。
 
麺は低加水角刃極細ストレート。プリコリの食感でスープや炸醤とも良く絡み、博多や長浜の極細麺とはまた異なるタイプですが、
茹で方は同様なので、必ず冷凍状態のまま熱湯に落とし、さっと解れたら一呼吸置いてすぐ上げるくらいのタイミングで茹であげます。
3リットル程度の熱湯を用意し、湯で時間は大体15〜30秒くらいが目安です。
 
付属トッピングの炸醤はカシューナッツの食感がアクセントとなっており、
薄めの甜麺醤で肉感を活かすようなシンプルな味付けとなっています。

花椒の痺れが欲しい場合は事前に用意しておくとよいです。残ったスープへのライス投入も定番ですね。
 
食べ始めと食べ終わりで味が変化しているというのが鳴龍の特長なので、
実物を食べた事のない方は作り方だけ間違わないように注意です。

12

ピーちゃん ・30代/男性

2024年01月10日

かなりこってり目で豚骨の香りが強めなのでそういったラーメンが苦手な方にはおすすめできませんが個人的には好みな味です。他の方のレビューを見る感じスープの色にかなり個体差があるように感じたのでその辺りは改善した方が毎回納得のいく一杯になるのかなと思いました。濃厚な個体は麺にスープが良く絡みとてもご飯が進みます。無鉄砲系が好きな方は一度試してみる価値があると思いました。

0

ピーちゃん ・30代/男性

2024年01月10日

全く尖った感じはなくどこか懐かしい優しい味のスープでとてもほっとする味でした。正直すぐにリピートしたいというほどハマる要素はなかったですが、忘れた頃にまた食べてみたくなるような一杯です。あっさりした醤油ラーメンが好きな方は選択肢に入れてもいいかと思います。

0

りょーが ・30代/男性

2024年01月09日

濃厚な味わいだけど、くどさが全くありません!
痺れる麻味と鋭い辣味が細麺に絡んでするするっと啜れてとても美味しかったです!
1人前だけじゃ物足りずつい正月の残ったお餅を入れて食べましたがこれもまた相性良しで、汁まで全部飲み干しました!
ご馳走様でした〜

ただ、結構麻辣味が強いので辛いのが苦手な人は食べきれないかもしれません。そこだけはご注意を!
(私は辛いのが好きなので問題ありませんでしたが…)

0

あわわ ・30代/女性

2024年01月09日

やっと買えたししょうさんの麻婆麺!
とわくわくで調理したのですが、
何を間違えたのか…と戸惑うお味でした。
カップ麺でも何でも大体おいしいし
ラーメンがあれば幸せな私ですが、
初めてラーメンを食べて悲しくなりました。

12

ピーちゃん ・30代/男性

2024年01月09日

かなり麺の量も多くコスパは良いかと思いますが宅麺では唯一半分以上残してしまったラーメンです。麺はいくら茹でてもかなり硬くスープも旨みが感じられないものでした。チャーシューもハズレを引いたのか大きいだけで美味しくなかったです。正直なぜランキング上位なのがよくわからなかったですが好みの問題なのでしょうか。大味過ぎてリピートはまずないです。

3

ピーちゃん ・30代/男性

2024年01月09日

最近家系にハマっているので注文してみました。一口目からかなり旨みを感じるスープで結構好みな味なのですが、塩味が強めで食べ進めるにつれてその塩味の強さが少し気になりました。チャーシューは燻製の香りが強めで好みが結構別れるかと思いますが一枚でもしっかりと存在感があり美味しいです。
十分満足度は高く家系のバリエーションの1つとしてはありなのですが、個人的に汗をかいて塩味を欲してる時に食べたい一杯でした。

1

オセロット ・40代/男性

2024年01月09日

あん肝ペーストがめちゃくちゃ濃厚ですが、ちょっと濃厚過ぎて自分の味覚にはあまり合わなかったです

ラーメンの方も気になるので是非商品化して頂きたいと思います

2

ぱん ・30代/男性

2024年01月08日

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

麺は細麺で味は普通。
スープはそこまで好みの味ではなかった。
個人的には、バー⚫️ミヤンの方がだいぶ美味いと感じた。

リピートはなし。

妻は美味しいと言ってた。

0

ぱん ・30代/男性

2024年01月08日

麺はワシワシ麺で嫌いではない。
味はコテコテで嫌いではないが、とても好きという感じでもなかった。
味が濃い為、最終的には飽きてしまった。

リピートはないかな。

0

Souma's Daddy ・50代/男性

2024年01月08日

他の方のレビューにもある通り濃厚で塩味の効いたデフォスープ。
確かに濃いが味噌と動物系の融合で美味しい。
もやしのストックが少ししかなく軽炒め後にスープINにしてみましたが
ほぼ存在を感じませんでした笑

麺はタピオカ粉入りもちプリ食感の太麺。
スープの持上げ、喉ごしも良く美味。
記載の5分きっちり茹でたけど硬めが嫌いな
方はもう少し長めの方がいいかも?です。

デフォトピは商品画像通りの超大判チャーシュー。
パサ感もなく味付けも良くスープに浸すと良い塩梅で絡んで美味しい。
それ以外は自己流で。

中盤から徐々に付属の割りスープを加えつつ味変し
スープ完飲はムリだったけど美味しく完食。
割りスープは豚感があり元スープとの相性もバッチリ。

総じて満足度の高い濃厚味噌ラーメンでした。

ご馳走さまでした。

2

JUVENTINO ・40代/男性

2024年01月08日

追加トッピングはネギ。具材は一切付属しないがスープそのものがチャーシューに等しいので、個人的には要らない感じ。麺は縮れの太麺でモチモチの食感。粘度の高いスープをしっかりリフトしてくれる美味しい麺だと思う。スープはドロドロでスープと言うよりは餡に近い感じ。正に飲むブタそのもの。カエシが別ボトルになっているので塩味をお好みで調節出来るのはポイント高し。ラストは残ったカエシを全て使いライスを投入。とても食べ応えのある満足な一杯となった。

1

宅麺男 ・40代/男性

2024年01月07日

割とクセの強いお店ですが・・・
オリジナリティ溢れるその一杯、
まさに「ワールド」を形成する職人な當店。

■濃厚あん肝まぜそば

とにかくあん肝ペーストの量が半端ではなく…
さすがに気持ち悪くならないか心配したが…

杞憂でした。

ベースとなる塩ダレと、煮干しの香味油のみでも
結構普通にイケる味でしたが、そこへクセのない
あん肝が加わり、ワケの分からない旨さへ変貌。
本当、よく分からんが、うまい。
何でこういう旨さになるのだろう?
あん肝というより、なんというか、表現し辛いw
割スープもついており、これを足すと若干ラーメン
風になりますが、これもこれで旨いです。

麺はがんこや當店で使用されるサッポロめんフーズ
の中細ストレート。まぜそばとしては細いですね。
でもこれまた旨い麺で。
あん肝との絡みが強すぎやしないかと不安でした
が、これもまた杞憂で。

うむ。よく分からんがとってもンマかった。

0

宅麺男 ・40代/男性

2024年01月07日

鶏ガラ・野菜をベースに、細かくすり潰した胡麻
を加えたということなのでしょうか・・・?
白濁しつつも、非常にクリア、かつ旨みが濃密。
ちょっと予想とは違うベクトルのスープで。
かつ、旨さが期待値を超えてきていた!
さらっとクリアな味わいなのですが、何とも表現
しがたい美味しさ。
担々麺の辛み抜き・・・ともまた少し違うし。
これひょっとして、別ジャンルの何かなのでは。

麺は、加水高めの、手もみ系縮れ麺。
つるっとした麺肌に、プリっとした食感。
実に旨い自家製麺だと思います。

麺はぺろっと食べてしまったし、スープもごくっと完飲。

いや、実にうまかったです。

1

宅麺男 ・40代/男性

2024年01月07日

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

夢を鶏白湯に"TAK"した稲葉で修行された
ご店主が繰り出す、鶏白湯×貝な塩つけ麺。
だしソムリエも保有されているとのことで、
素材はうんちく好きには堪らない配合かと(笑)

■つけ麺(塩)

ツケダレは鶏のドロリッチタイプ。
狙っているのかどうかは分からないが、鶏ひきの
残渣のようなものが混合しつつ、鰹節系の魚介も
ブレンドした旨み。貝はハマグリで、上品な味に
整えてくれている感覚です。
塩は、ロレーヌ岩塩、宮崎産満潮の塩、モンゴル
天外天塩・・・ということで、うふふという感じ。
昆布や椎茸の他、イカゲソも使っているそうです。

麺は中太で加水やや低め。硬めのコシがありつつ
小麦の乾き目な香りがシャープでンマイ。
もっちり食感もあり好きなタイプでした。

チャーシューはロース&鶏ムネ。
しっとり感があって普通に高めのクオリティ。

総じて、奥行きと丸みのある味わいの一杯ですが
こういう繊細なバランスはお店で味わいたいですね。

1

宅麺男 ・40代/男性

2024年01月07日

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

まずもって、田舎みそ系の味噌が濃密!
塩分はかなり高めだが、豚の旨み濃度も濃密で・・・
しょっぱいだけではなく、味噌の芳醇なかおりに
包まれる感じでした。いやうまい。これはうまい。
割スープもつき、少し薄めて頂いても◎でした。

麺は味噌ラーとしてはかなり太いですね。
一般的なトンギョ系の中太麺くらいあり、
普通のラーメンとしても太いと思う。
でも、ツルっとした麺肌にクッチリした食感で
緩さはなく、とても旨いと感じるものだった!

そして、チャーシューがでかすぎ!
ここまでの面積は類稀ではないだろうか?
ロースの部位を贅沢に切り出し、肉質も感じさせつつ
しっとりした味わいを存分に堪能できる逸品だった。、

というわけで、満足感の高い一杯でした。

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