2021年03月01日
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全588件のレビュー中 376-400件目
2021年03月01日
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2021年02月28日
スープは千里眼らしいまろやかなとろとろド乳化豚骨ですが、用心棒や千里眼よりも豚の「香り」がしっかりと出ています。
ヤサイを多目に乗せるとやや薄口あっさりになりますが、別袋のカラメと白アブラを好みの量だけヤサイの上からブーストすれば、自分好みの味にチューニング出来ます。
麺は自家製で、オーション使用の平打ち乱縮れ極太麺。太く短くゴツゴツぼそぼそとした暴れん坊ですが、千里眼の開化楼麺の頃よりも今の自家製麺のほうが個人的には好きです。千里眼でも6分以上茹でていた記憶がありますが、今回は4分茹でのバリカタボキボキにして楽しみました。
麺量は190gとインスパ系では少なめの部類ですが、一般的には結構なボリュームで、噛み応えもあるので満腹感は十分に得られます。
ブタは軟らかい厚切りバラロールが一枚。辛揚げは後乗せして、サクサクとしっとりの間くらいの状態になった頃合いが食べ時です。
祐三の実店舗は流石に未訪で、千里眼や用心棒でも冷やしばかりですが、スープは千里眼時代よりもややマイルドになった気がします。ガリマヨも使いたいのですが、ラーメンには合わないので、冷やしも出してくれると尚嬉しいです(笑)
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2021年02月23日
スープは豚星よりもやや乳化の進んだ微乳化タイプ。豚オンリーで骨粉も沈んでいますが、豚骨臭は大分抑えられており、甘味旨味は豚星以上富士丸未満くらいの中間レベル。多摩系の流れを汲む醤油のベタ感やコクも味わえますが、スープ量もスモジ並に少なく、小さめの丼だと麺の半分近くはスープに浸りません。
麺はストレート気味の平打太麺でオーション使用ですが、J系で一般的な低加水と違い、多加水寄りの中加水なので、ツルツルポクポクとした特徴的な食感となっています。茹で時間は指定通りの9~11分ボイルでデロ気味のヤワ麺にしたほうが再現度が高く、また麺本来の美味しさも引き出せますが、それでも麺はカタメしか勝たんという方は5分も茹でれば内部までα化するのでゴワ麺に仕上げられます。
付属トッピングは厚切りムチフワのバラロールとウデが1つずつで、味も食感もなかなかの神っぷり。
黒アブラが付いていない分、実店舗の再現性には今一歩及ばずですが、全般的にはやはり完成度が高いですね。これも間違いなく人気が出るでしょう。
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2021年02月23日
とら食堂インスパイアですが、スープは白河系と異なる鶏豚ダブルのあっさり醤油清湯で、旨味が強めです。
麺は白河系の面影を残した多加水の中太平打タイプ。自家製の手延べ麺で、手揉みも施されている為、ピロピロの縮れ感とムチムチの強い弾力を味わえます。
付属トッピングの薄スライスチャーシューは燻製との事ですが、モモ肉の割にしっとりした食感とマイルドな燻香から、多分冷燻だと思います。なので解凍は湯煎よりも常温かぬるま湯がお勧めです。メンマも3枚付いてきますが、ペラペラの薄切です。
味はシンプルですが、スープ、麺、具と全てにおいて相当手の込んだ一杯ですね。ただ二郎系や家系などのコッテリ系を求める方の期待には応えられないと思います。
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2021年02月06日
麺はうどんを意識したというエッジのたった多加水角刃極太麺。ツルツルとした麺肌と強烈なコシの強さで、噛むほどに麺自体の甘みも味わえます。冷やもりにする事でこの麺本来の風味と食感を余すことなく堪能できますが、特に味にこだわりがなければあつもりでもよいのかなと。
つけ汁は六厘舎に似たタイプのドロドロ濃厚トンギョで、まろやかな甘み旨味とかすかな酸味にピリッとした辛味もほんのり効いています。量はたっぷり大量にありますが、麺との絡みも抜群なので、ベッタリ浸して豪快に啜るような食べ方だと食べ終わる頃には殆ど無くなるかもしれません。自分は麺七分付けで余り啜りませんが、それでも半分近くは減ります。
付属トッピングは柚子ピールと、Inスープでサクサク極太角材メンマが2本に、チャーシューは弾力あるバラロールとしっとり軟らかい肩ロースのスライスが1枚ずつの計2枚。
店主はつるや(閉店)出身でスープは同系統ですが、とにかく麺が極上の自家製で、自分も大好きなお店です。最近は全然行けてなかったので、通販で頂けたのはとても有難いです(涙)
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2021年02月05日
麺はきしめんよりもやや厚みのある平打ちうどんで、讃岐や武蔵野のようなコシの強いタイプではなく、ツルツルピロピロとした滑らかな食感と喉越しが楽しめます。
甘辛い醤油ダレと軟らかい豚バラ煮、そこに卵黄も混ぜて頂くとまさにすき煮のような味わいとなり、一味のピリッとした刺激も甘めのタレと相性抜群です。
胃袋に余裕のある方は残ったタレに小ライスを投入すると〆の鍋雑炊風に美味しく頂けます。
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2021年02月05日
スープはアッサリ寄りの鶏白湯に白味噌ベースのタレを合わせ背脂を浮かべたややコテタイプですが、味噌感はやや弱く徳島産醤油の主張が強めで、デフォでもぼちぼち辛めです。
ただ付属の特製一味を加えると味噌感が一気に増し、コクのある辛旨ニンニク味噌ラーメンにガラっと味わいが変化します。
麺は中加水の緩ウェーブ中細麺で、量も多いため硬め茹ででもすぐにノビますが、麺自体に甘みがあるのでしっかり吸水してから本来の味を発揮するタイプです。
付属トッピングはホロホロに軟らかく香ばしい薄モモスライスチャーシューが5枚とシャキシャキの薄メンマ。
札幌味噌とはまた別タイプで、ますたにの醤油ラーメンのような三層感もありませんが、味噌ラーメンとしては個性的で、九条太葱をたっぷり加えて初めて完成する味わいとなっています。
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2021年01月31日
スープはサラリとした豚骨ベースで、白味噌ダレとにんにくをラードで炒めた香りが漂っています。また表面に浮いている脂身の粒は背脂ではなく、正しくはバラの脂を刻んだものですね。
麺はすみれが以前に使っていた森住製麺の多加水縮れ中麺で、コシが強くプリップリの食感。麺の長さ硬さ共にスープとの相性は抜群です。
付属トッピングは生姜おろし、片面をバーナーで香ばしく炙った厚めのバラロールチャーシュー1枚、歯応えのあるやや細目のメンマの3種。
という訳で詳しい方ならすぐにピンとくるであろう純すみ系スタイルですが、スープはマイルド寄りで、黒胡椒、赤唐辛子、花椒といったスパイスもうっすら効いており、オリジナルのアレンジ性も感じられます。
ただ純すみ系はスープ表面を覆うラードの温度が低いと再現度も低くなるので、スープを湯煎した後に鍋に移して沸かせるか、耐熱ボウルに移してレンチンするなど、ラードの層を熱々に加熱する事で、スープが最後まで冷めない純すみ系本来の味を再現出来ます。
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2021年01月30日
スープは数年前に品達で頂いた時は脂ギットリの超濃厚豚骨スープでしたが、こちらは鶏と昆布がベースのあっさりスープで、脂分は少なめでクドさもなく、味噌の風味を活かしたタイプでした。加賀味噌の甘みと粒感があり、野菜を乗せられるよう塩気は強めにされています。
麺はクチナシ色素で黄色がかった札幌タイプの角刃縮れ中太麺。馬鈴薯デンプンを配合したムチグチの食感で、札幌風らしく啜りやすい長さにカットされており、味噌スープとの相性は抜群です。
付属トッピングは鳴門巻き1枚と、豚バラ薄切り肉を香ばしくタレ焼きしたもので、ニンニクと黒胡椒がピリリと効いています。
塩気こそありますが味自体は優しく深みもあり、豚焼肉もあるので、ご飯片手に楽しめるタイプです。
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2021年01月30日
店主は板橋区蓮根にあったY'sというラーショ出身で、せんだいと同じ傍系に当たります(ちなみに成増のY'sは無関係です)。わいずの味も家系とは若干異なる豚骨の臭みも鶏油のクセもない亜流タイプで、ガラ濃度は非常に高いものの豚と鶏のバランスも取れており、口当たりはまろやか。カエシも濃口ながら醤油の角はなく、旨味がガッツリ効いています。
麺は三河屋製麺の平打ち中太麺。直系で使う麺とは異なる縮れたタイプで、カタメにも適したプリプリ食感。
付属トッピングは板海苔が3枚に、チャーシューは燻し焼きされた豚ロースが2枚と切り落としが2切れ。低温調理なので、40度くらいのぬるま湯で解凍するとドリップを防ぎフレッシュな燻香としっとりした食感を保ったまま戻せます。ただ昔よりも肉質が筋っぽかったかな。
Y'sは地元のお店でわいずも独立直後は足繁く通っていましたが、現在までに幾度となくマイナーチェンジが施されており、現在は旨味が強くシンプルに美味しいと感じられる味になっています。
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2021年01月24日
スープはまろやかな鶏清湯の中に白口煮干の甘みを感じる淡麗系。岩塩を使っているのか塩味はやや尖り気味で、ほんのりコハク酸の旨味も感じます。
麺は多加水平打ち中太ストレート。優しい甘みがあり、コシは弱めながらツルツルと滑らかな舌触り。
付属トッピングは噛み応えのある甘口の肩ロース焼豚が2枚。太めのメンマはInスープでシャキシャキの食感。
スープ自体はあっさりですが、大葉の香味油がやや青臭く、少々オイリーに感じました。
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2021年01月24日
スープはクリアに澄んだ角の無い清湯で、香ばしい焼きアゴなど煮干の風味がふくよかな丸鶏の旨味と鶏油に包まれて、独特の清涼感を醸し出しています。カエシの構造上、同店の醤油よりも魚介感は比較的に抑え目となっていますが、その分塩と昆布の旨味を力強く感じ取る事が出来ます。
麺は自家製の超多加水手もみ強縮れ中太麺。モチピロの瑞々しい食感と甘みがあり、実店舗では40秒程度であげられていると伺いました。
付属トッピングはしっかりと下味が施されたホロホロの肩バラチャーシュースライスと、そのタレで味付けされたシャキシャキの薄切メンマ。
カエシ、スープ、麺と全体的にパワフルかつデリケートに組み合わされており、一杯としてのまとまりと一体感はまさに非凡。ただ各食材の持ち味を活かした構成になっているので、濃口こってりが好みな方だと理解し辛い味かもしれません。
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2021年01月10日
スープは塩気がキリッと強めで、二枚貝のエグみが出るギリギリ直前まで抽出されていますが、貝類の旨味成分であるコハク酸は他の旨味成分との相乗効果はないので、魚類と昆布の重なった旨味とは独立して感じられるようになっています。
ちなみにホンビノスは近年になって千葉を中心に主に関東圏で流通されるようになった安価な二枚貝なので、ホンビノス貝の出汁が~といっても地方の方はピンと来ないと思いますが、味的にはハマグリやアサリと似ています。
また煮干も上品に香っていますが、スープ表面には香味油が張られているので、一口目はややオイリーに感じるかもしれません。
麺は醤油と同じ自家製の多加水縮れ平打手もみ麺で、硬めだとスープとの一体感に乏しかったので、今回はやや長めに5分茹でましたが、それでもグッチリと強い食感が残りました。塩に関しては移転前の中細麺のほうが合っていた気がします。
本品も醤油同様にかけ仕様なので付属トッピングはありませんが、とものもとはトッピングとのバランス感も秀逸なので、かけだとやや魅力に欠け、味が良いだけに商品としては勿体無い気がします。なお自分で追加するとすれば、あおさとワンタンが好相性です。
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2021年01月09日
連麺は先代の時に10連を頂いていますが、麺もスープも今は変わっているので、味の印象も先代の頃とは異なっていました。というかブレ幅が結構あるので、注文する度に味の趣に変化があります(笑)
今回のスープは豚骨粉のざらつきも残る非~微乳化で、背脂は粒と液状がそこそこ。キレのあるカエシは相変わらずですが、富士丸系のような甘旨感もやや強めでした。
麺は通常の太麺がメインで、そこに中太の14連麺がオマケで2帯加わった形となっており、全てが連麺ではありません。なお連麺は解れやすいので、茹でている時にあまりいじらないほうがよいです。
麺自体は低加水で吸水が早くヤワめ。連麺は最初に食べずに中盤に食べたほうが味が馴染んで美味しくなります。ゴワめに仕上げたい場合は茹で時間3~4分くらいで十分ですが、すするというよりワシワシと喰らう感じになるので食べづらくはなります(笑)
トッピングのブタはやや小ぶりで味の染みた腕肉が2枚。
連麺は初めての方ならインパクトがあるかもしれませんが、2帯しか入っていないので、経験者的には物足りず通常版と大して変わりがありませんでした。味自体は満足です。
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2021年01月07日
タレはキリリとコクのある醤油ベースで、旨味が強く、油量は程よくあっさりとしています。
麺はカラス氏のチーメンが使用されており、油そばや混ぜそばで通常使われる軟めの麺と違い、つけ麺で好まれるタイプのうねりの強いボキボキの縮れ太麺。ちなみに説明文でもよく間違われていますが、「開花楼」ではなく、「開化楼」ですね。
付属トッピングはプリプリと弾力のある鶏モモ照り焼きとゴリゴリ食感の薄切りメンマ。
お勧め書きには記載されていませんが、実店舗では刻みザーサイのトッピングも好まれており、ネギ、すり胡麻、水菜も加えるとより再現度が高くなります。
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2021年01月07日
スープは動物系白湯に背黒を効かせたまろやかなニボニボで、ドロ感はありますが後味はあっさりしており、煮干の苦味は鶏がオブラート状に包み込んでいます。
麺は加水率やや高めのモッチモチ角刃ストレート太麺で、スープをしっかりと絡めとります。
付属トッピングはプリプリとした食感の拍子木切りバラチャーシューがたっぷり。更に黒バラ海苔を加えると磯の旨味が爆発します。
スープ量は多めなので、麺が終わった後も替え玉や追い飯が楽しめるようになっています。
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2021年01月03日
スープは鶏白湯に背黒を乗せた、煮干系ではオーソドックスなタイプ。鶏とベジのとろみがありますが、煮干濃度はそこそこです。
麺も煮干系ではもはや定番の組み合わせとなっている、低加水の中細ストレート。
トッピングはInスープで、柔らかいバラロールチャーシューとコリコリの薄切メンマが数本。千寿玉はホロリと柔らかく、梅肉というよりも赤紫蘇の香りが強く伝わってきます。柚子ピールは別包で2切れ付いてくるので、好みのタイミングで追加出来ます。
ほんのり苦味もありますが、まろやかなベジポタなので、全体的には煮干初心者向けのベーシックな味わいです。
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2021年01月03日
スープは同店の生姜鶏白湯から生姜を抜き、越後味噌と赤出汁の合わせ味噌ダレを溶いたトロトロのベジポタとなっています。濃厚といっても豚骨や鶏ガラの出汁濃度が高い訳ではなく、すり胡麻とベジポタと味噌ダレのトロみがそう感じさせています。
麺はツルモチの平打太麺で、実店舗の手もみ縮れ麺ではなくストレートタイプでした。ちなみに一緒に買った同店の生姜鶏も同じ麺を使用しています。
トッピングはInスープで、柔らかいバラロールチャーシューとコリコリの薄切メンマが数本。
味噌の塩味と旨味が強いので、水気の多い野菜を加えたり、ライスと卵で雑炊にしても美味しく頂けます。
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2021年01月03日
スープは鶏白湯といっても鶏油の分離した微乳化タイプのベジポタで、酸味と醤油感も強めの茶濁色。生姜はおろしてありますが、長岡系ほどのパンチもなく上品に香っています。
麺はツルモチの平打太麺で、実店舗の手もみ縮れ麺ではなくストレートタイプでした。ちなみに一緒に買った同店の味噌も同じ麺を使用しています。
トッピングはInスープで、ホロホロと崩れるバラチャーシューとコリコリの薄切メンマが数本。
濃厚と言うには一歩及ばず、また繊細なタイプでもないので、ネギや海苔など香りの強いトッピングをアレコレ追加して味を変えちゃっても楽しめると思います。
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2021年01月03日
つけ汁は辛味の強いコッテリまろやか豚骨味噌。中○インスパイアで冷やし味噌がモデルですが、こちらのほうが化調多めで甘旨感が強いです。
麺はコリコリの中太麺ですが、サッポロ製麺製なので、現在の○本とは若干タイプが異なります。
具材は販売価格を抑える為に最低限しか使っておらず、豚バラ切り落としが数切れとにんにくスライスが数枚。二郎系のように野菜等の必須トッピングは各自で用意するスタイルです。
中○よりも辛さが大分抑えられた化調ガッツリの旨辛味噌味となっているので、野菜炒めをたっぷり加えたところ、痛覚が正常な自分でも辛さにはギリで耐えられました。
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2021年01月03日
船橋にあった超人気店、零一弐三の元店主池田さんが千葉市に新しくオープンしたお店ですが、二郎系は零一弐三の初期以来出しておらず、新店でも煮干を出しているので、こちらは池田さんからファンへ向けた、年末のサービス商品って事になると思います。
まずスープはちばからよりも濃度が高く、骨粉のざらつきも残るトロトロのド乳化豚骨で、まろやかながら塩分もキリッと効いています。
麺はオーション配合の低加水平打ち縮れ麺。一般的には十分極太ですが、ちばからに比べると若干細く軟めで、ちばからよりも二郎に寄せた感じ。
ブタは食感を残した厚めで大判のバラスライスが1枚。
味はちばからと似ていますが、マニア的にはちばからよりもこちらのほうが断然レアなので、買えたのは相当ラッキーでした。継続販売してくれたらかなりの人気商品になると思います。
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2020年12月29日
つけ汁は濃厚な豚鶏に煮干と節をガッツリ効かせた甘口で、こうじ系でも群を抜くドロドロスープとなっています。柚子の香りや甘さ加減も心の味のとみ田つけ麺と良く似ています。
麺は粉が固く詰まった全粒粉の平打太ストレート。とみ田譲りの強力なコシと弾力で、14分茹ででも結構硬めに仕上がりました。
トッピングはコリコリ食感の拍子木メンマ2本に、炭火炙りの香ばしいふわとろバラロールチャーシューが1枚。
とにかく麺が抜群に美味いので、とみ田が好きなら間違いないと思います。
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2020年12月27日
スープは動物系と魚介系の清湯にゼラチン質と鶏油でほのかにトロみのついたもので、臭みは一切なく、魚介がふんわり香ります。旨味と風味が幾層に重なりつつも全ての調和がとれており、各々の個性を活かしながらバランス感も絶妙で、香ばしさもあり、非常に優しい味わい。
麺はツルムチでコシの強い角切中細ストレートで、甘みがあり、スープの持ち上げも抜群です。
トッピングは車麩と、薄巻きのバラロール、厚みのある肩ローススライスのチャーシュー2枚。
食べ終わってからも暫くは口内に余韻が残る、必食の絶品です。
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2020年12月27日
コクとキレの芳醇な醤油ダレ、高級食材の川俣軍鶏から抽出した超濃厚な旨味と甘みの鶏油、深みのある力強い鶏清湯、そこにモチモチの平打中細ストレート麺を絡め、付属のしっとりジューシーな拍子木チャーシューと一緒に頂きます。
麺の茹で時間は2:30~3分とありますが、以前テイクアウトした時は3:40~4分を推奨され、硬めだと美味しくないと説明を受けたので、しっかり4分茹でてタレと混ぜたところ、鶏油の絡みが抜群に良く、確かに軟めじゃないと昔お店で食べた時の味は再現出来ないなと納得しました。
現在、鶏油そばは実店舗のメニューになく、テイクアウトも大変だったので、通販で頂けたのはかなりラッキーだったと思います。
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2020年12月24日
スープは豚と水だけで炊かれたシンプルな豚清湯ですが、豚骨のコクと豚肉の旨味とプリプリの大粒背脂の甘味が無化調と思わせない厚みを持たせています。スープの上層部はこってり、下層部はあっさりという多層構造で、カエシも薄味手前の絶妙な塩梅となっています。正直、メチャクチャ高度なスープです。
麺は自家製でブランを含んだ低加水ストレート細麺。しなやかでコリコリとした食感は博多や長浜の極細麺とタイプが違いますが、絡みも良く、硬めでも軟めでも美味しく頂けます。
付属トッピングは別包で、厚めの皮付バラスライスが2枚。トロっと軟らかく煮込まれており、スープとの調和を意識した味付けとなっています。ここまでスープ、麺、チャーシューに一体感を持たせるのはとにかく凄いです。
ネギとニンニクの追加は上質なスープの風味を壊すので迷いましたが、ストックしてあった中太麺の替え玉と一緒に入れてみたところ、20年くらい昔のニューホープ軒っぽくなりました(笑)
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「富田食堂」として販売していた心の味のらぁ麺を、「とみ田」にブランド統一したようです。
なので内容もレビューも富田食堂と変わりはなく、スープは地鶏ベースにTOKYO-Xのガラと魚介を合わせたクリアな淡麗系醤油清湯で、つけ麺のような魚粉感はなく、醤油のキレと鶏油のコクが効いています。
麺は平打ち気味の中加水中細ストレート。滑らかでシルキーな食感と春よ恋特有の繊細な甘みが持ち味なので、硬めにせず、しっかり茹でるのがポイントです。
トッピングはコリコリの極太角材メンマと、チャーシューはアンデス高原豚を使った軟らかい大判厚切りバラロールが1枚。
ブランド名が変わっても、味と美味しさはそのまま変わりありません。